コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール
シリア情勢が一線を越えたようなので、少し言及しておきたい。一線とはなにかというと、化学兵器流出の危険である。 世界情勢を見つめていて、非道なものだなと思うのは実際に情勢が動き出すのは人道的な危機ではなく、特定の危機の構造である。中東問題で言うなら、あまり端的に言うのもなんだが、サウジアラビアかイスラエルへの脅威が構造的に形成される契機が重要になる。米国が本気で動き出すのは、この二国の安全保障上の、繰り返すが、構造的な危機の可能性である。今回の一線ではイスラエル側にある。化学兵器がイスラム過激派や反イスラエル運動の組織に渡ると、イスラエルで大量殺人が起きかねない。イスラエルが本気になりつつあり、当然米国を巻き込むという構図になる。 日本ではあまり報道されていないので正確な議論をするのは難しいため、飛躍的な結論のように聞こえるだろうが、現下のシリア危機だが、当初は基本的にサウジアラビアとイラン
シリア中西部の反体制派の拠点都市ホムス(Homs)のBab Tudmor地区で、政府軍の攻撃を受け逃げ惑う子どもたち(2012年2月25日撮影)。(c)AFP 【3月5日 AFP】「中世の戦場さながらの包囲攻めと大虐殺だ」――。シリア反体制派が拠点としていた中西部ホムス(Homs)で取材活動中、政府軍の砲撃で負傷し脱出した英紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)の写真記者、ポール・コンロイ(Paul Conroy)氏(47)が2日、現地の状況をこのように語り、シリア政府を「殺人者だ」と非難した。 コンロイ氏は2月22日、ホムス市内でも特に激しい攻撃にさらされていたババアムル(Baba Amr)地区を取材中に政府軍の砲撃を受け負傷。28日にレバノン経由でシリアを脱出した。脚に2か所重傷を負ったほか、背中からは自分でも気付いていなかった7.6センチほどの爆弾の破片が摘出された。 ■「
【ワルシャワ=木村正人】反体制派への武力弾圧が続くシリア西部ホムスで22日、“隻眼の女性戦争特派員”として知られる英日曜紙サンデー・タイムズの米国人メリー・コルビン記者(55)とフリーのフランス人カメラマン、レミ・オシュリク氏(28)の2人が政府軍の砲撃で死亡したことで、英米仏政府は「残虐な行為だ」(米国務省)などとアサド政権への批判を強めている。 英メディアによると、2人は反体制派が拠点を置くホムスのババ・アムル地区で取材していた。「メディア・センター」として反体制派から提供された民家が砲撃され、庭に出たところロケット弾の攻撃を受け2人を含む19人が死亡した。 コルビン記者と同行していたフリーの英国人カメラマン、仏紙フィガロの女性記者も負傷した。 コルビン記者はコソボやロシア南部チェチェン共和国など紛争取材が長く、2001年のスリランカ内戦を取材中に砲弾の破片で左目を失った。以後、眼帯を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く