酔って車を駐車していた場所を忘れたため交番に相談し、見つけた車を警察官の前で発進させたとして、兵庫県警姫路署は24日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、姫路市の会社員の男(42)を現行犯逮捕した。 姫路署によると、午前5時20分ごろ、男が「車をとられた」と交番に相談。複数の駐車場を警察官と男が捜したところ、近くのコインパーキングに車があった。酒のにおいがしたため、運転しないよう注意したが、そのまま発進させた。 逮捕容疑は午前6時40分ごろ、姫路市塩町で、酒気を帯びた状態で車を運転した疑い。姫路署によると男は「焼酎を水割りで5、6杯飲んだ」と話している。