雪崩の原因は「こしもざらめ雪」 NHKニュース今月１日、秋田県仙北市の玉川温泉近くの山で雪崩が起き３人が死亡した事故で、雪崩の原因は雪の表面に「こしもざらめ雪」と呼ばれる崩れやすい雪の層ができて、その上から積もった新雪の重みに耐えられず、一緒に崩れ落ちていたことが専門家の調査で明らかになりました。 今月１日、秋田県仙北市の玉川温泉近くの山で雪崩が起き、岩盤浴をしていた宿泊客３人が死亡しました。 この雪崩について、新潟県妙高市にある独立行政法人「雪崩・地すべり研究センター」が現地に入って雪崩の原因を調査しました。 その結果、雪崩が起きた山の斜面に「こしもざらめ雪」と呼ばれる弱くて崩れやすい性質の雪の厚さ２センチほどの薄い層ができていて、その上から積もった新雪の重みに耐えられず層が破壊され、一緒に崩れ落ちていたことが分かりました。 「こしもざらめ雪」は、気温の変化や時間の経過などで表面に近い雪とその前から積もっていた古い雪とで性質に違いが
