アニメーション前回エントリーへの追記に当たるのですが、『中二病でも恋がしたい!』を観ていて表現上気になった第1話Aパート終盤の保健室。作品の「リアル度合い」を測る上でギャグシーンを入れるのか、入れるとすれば何処まで崩すのか、これらがひとつの指標になるのですが、【状況的に許されれば、物理法則を無視してキャラクターが飛んだりくらいはする】と判明する保健室パート。物理法則を無視したギャグを何処まで引っ張るか。勇太が飛び跳ねた後、六花が右目の眼帯を外すところまではギャグの残り火である部屋の散らかりようはそのままだ。CMを挟み、Bパートの目薬を打つシーンに行くと元通り。この「リアル度合い」について、脚本家の高山カツヒコさんが面白い言を残している。例えば、僕はよく作品のリアル度合いを、「キャラクターが高いところから落ちたとき、リアルに死んでしまう作品なのか、次のシーンで包帯ぐるぐる巻きになって出てこれ