【ローマ=石田博士】ローマ法王ベネディクト16世が3日、短文を発信するネットサービス「ツイッター」を始めた。会見した法王庁(バチカン)のロンバルディ報道官らによると、12日から信仰に関する質問に答えるなどしていく。 質問がある人はツイートに「#askpontifex」をつけて送る。ペンネームにあたるアカウント名は英語用が「@Pontifex」。やりとりに使う言語は英・伊・独・仏・スペイン・ポルトガル・ポーランド・アラビアの八つ。使う言語は今後増える可能性もある。 法王は、ソーシャルネットワークの中で多くの人が人生についての問いを発している現状を認識し、「デジタルという新大陸に福音を説く必要性がある」と語ってきた。若年層や信徒ではない人にも直接言葉を届けることで、信徒間だけでなく、異なる宗教の信徒との対話も促進したいとしている。 関連記事「シリアと中東に平和を」 ローマ法王、ミサで訴え(