アノニマスの恨みを買い、執拗な攻撃を受け続けてもなお戦う女性ハッカー2012.06.09 21:0011,302 福田ミホ 普通じゃ耐えられなさそうです。 ハッカー集団アノニマスは、政府関係の機密情報を流出させたり、サイトをダウンさせたり、インターネット上で大暴れしてきました。活動が反体制的であることから、義賊集団のように感じた人もいたかもしれません。 でも、彼らによって自分や子供の生活まで脅かされている人もいます。アノニマスの裏の顔が、ここにあります。 ジェニファー・エミックさんは40歳のギークで、ミシガン州で夫と子供たちとともにきわめて普通に中流家庭生活を営んでいます。エミックさんと電話するといつも、世界中のどんな母親もそうであるように、彼女は子供たちを叱りつけている、そんな感じです。ただ違うのは、エミックさんは著名ハッカーでLulzSecのリーダー・Sabuの個人情報(氏名、住所など
スペイン語メディア担当のSです。今年の中南米は、まさに大統領選の一年でした。1月のチリにはじまり、コスタリカ、ペルー、コロンビア、メキシコ、ブラジル、ニカラグア、そしてベネズエラと、ざっと8カ国。うちコロンビアとメキシコ以外の6カ国で左派または中道左派の候補者が当選。中南米大陸の左傾化が大きな話題になりました。 なかでも印象的だったのは、チリの選挙。社会党のミチェル・バチェレが当選し、チリ初の女性大統領が誕生しました。 私は70年代末から数年間、チリに住んでいたのですが、当時はピノチェト独裁政権下で、あまりいい時代ではありませんでした。一時は戒厳令もひかれ、子供ながらにその静かで緊張した空気を異様に感じたのを覚えています。 そんな時代に、バチェレは反体制派と目され、軍部に拷問を受けます。(当時、米国の支援を受けていたピノチェト政権は、左翼知識人らを弾圧したのです。)バチェレの突出した点は、
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