2010年、タンブラのCEO、デビッド・カープ氏は、ロサンゼルスタイムズに対して、「広告には反対です。不愉快な気分になるのです。」と語っていた。 2012年に話を戻そう。タンブラは1週間に45億を超えるページビューを稼ぎ出すサービスに成長し、不愉快な気分になると言う姿勢は消えようとしている。今週、アドエイジ・デジタルカンファレンスでプレゼンを行ったカープ氏は、タンブラのダッシュボードの「Featured」セクションで広告の掲載を始めると宣言したのだ。 このセクションはタンブラ全体の一部に過ぎないが(12万インプレッション/日)、同社がよりオープンな事業戦略に移行しつつある点を示唆している。 広告主は5月2日から応募することが出来るようになる。 因みに、ユーザーが1米ドルを支払って、作品のビジビリティを高めることが可能な“ハイライトポスト”の告知を行ってからまだ数ヶ月間しか経過していない。