「大阪維新の会」を率いる橋下徹・大阪市長は10日、3月に開講する「維新政治塾」への応募が、同日の締め切りまでに2000人を超えたことを明らかにした。 次期衆院選で「300人擁立、200議席獲得」を目指す橋下氏は予想を上回る応募数に手応えを感じているが、既成政党には警戒感が広がっている。 橋下氏は10日、大阪市役所で記者団に、応募殺到を受け、開講時の定員を当初予定の400人より増員する考えを示した。前日の9日の記者会見でも「(日本を)変えたいんでしょ。すごく心強いし、うれしい」と喜びを隠さなかった。 政治塾は橋下氏自らが塾長を務め、月2回程度の講座を予定している。堺屋太一・元経済企画庁長官や中田宏・前横浜市長など、維新の会ブレーンが講師を務める。塾生は25歳以上が対象で、受講料は年12万円。