米大統領選に向けた野党共和党の候補者選びが進んでいる。2月7日のコロラド州、ミネソタ州の党員集会ではリック・サントラム元上院議員が勝利し、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とニュート・ギングリッチ元下院議長の争いに割って入る形になった。 だが、あまり語られていないストーリーがある。もう1人の候補者、「リバタリアン」として知られるロン・ポール下院議員についてだ。彼は静かにではあるが幅広い若い層の投票者の心をつかんでいる。 ニックネームは「ドクター・ノー」 CNNの出口調査によると、17~29歳のうちアイオワ州では48%がポール氏に入れた。ニューハンプシャー州では46%(18~29歳)と50%近い票を獲得した。サウスカロライナ州は31%(同)、ネバダ州でも41%(17~29歳)を得ており、いずれもこの年代でトップの得票率となった。 現実にはポール氏が共和党候補者の座を勝ち取るには到らない
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