保守穏健派ロムニー、磐石の構えでギングリッチを突き放す 非難合戦と巨額のカネを投じた宣伝合戦の末、米共和党保守穏健派のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が南東部フロリダ州で保守強硬派のニュート・ギングリッチ元下院議長を破った。これで戦績は2勝。フロリダの代議員50人をすべて獲得し、合計69人となった。ロムニー候補は、名実ともに共和党「本命候補」の座を固め始めた。 次は2月4日。モルモン教徒が州民の26%を占めるネバダ州党員集会だ。モルモン教徒のロムニー候補が一気にギアアップしそうだ。 これまで共和党指名争いの混戦を横目で見ていたオバマ大統領も、1月24日に行った「一般教書」演説を第一声として本格的な選挙運動に入った。 1月30日にはグーグルが主催する「オンライン対話集会」に出席。失業している市民に真剣に仕事口を周旋するなど、オバマ流の草の根作戦を開始した。大統領選の最大のテーマは雇用
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