「青木ヶ原」の製作総指揮を務める石原慎太郎ら(C)文化通信[映画.com ニュース] 石原慎太郎原作・脚本・製作総指揮による映画「青木ヶ原」(製作:新城卓事務所)の発表会見が4月11日、都内のホテルで行われた。「秘祭」(1998)、「俺は、君のためにこそ死ににいく」(07)に続き、新城卓監督が石原作品のメガホンをとる。ゴー・シネマ配給で、来春の劇場公開を予定する。 原作の「青木ヶ原」は、様々な死の形を描いた短編集「生死刻々」(文藝春秋)に収録されている一編。自殺多発地として知られる富士山麓の青木ヶ原樹海を舞台にした怪談で、はかなくも美しい男女の純愛を、幽霊が登場する奇怪な物語に乗せて描き出す。 映画化にあたり、ベテラン・勝野洋が主演を務め、「俺は、君のためにこそ死ににいく」に続き石原作品に登板する。ほか、前田亜季、矢柴俊博、田中伸一、ガレッジセールのゴリ、中村育二、石原良純、長谷川真弓、二