223万ドルで落札された、白磁の碗=サザビーズ提供 【ニューヨーク=中井大助】ニューヨーク州に住む家族が3ドル(約287円)で購入した磁器の碗(わん)が中国の北宋時代(960〜1127年)の名器とわかり、19日に222万5千ドル(約2億1250万円)で落札された。 競売にかけられたのは定窯(ていよう)の白磁碗。直径が13・4センチで、内側にはハスの花、外側には葉の模様が彫られている。競売を実施したサザビーズによると、同じような模様と大きさの碗は、ロンドンの大英博物館が所蔵している一つしか確認されていないという。 所有していた家族は2007年にガレージセールで購入し、自宅に飾っていた。最近になって価値が気になり、専門家に鑑定してもらったという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルの