東洋経済新社から「国債は買ってはいけない」という本を出版したときに、日本のお金の流れについて、科学的な手法を用いて整理をしてみました。それまで「お金の流れ」というのは「経済学の問題」と思っていたのですが、当たり前でもありますが、「科学と同じように数字や論理でもかなりの理解できる」ということを感じました。 日本には「文科系」と「理科系」の区別があって、私のように「理科系」の人間が経済や倫理のことを言うと、文科系の人からの反撃が厳しいのですが、ヨーロッパには文科系と理科系のような区別はなく、人間が知らなければならない知識として理解されています。 日本も「近代化」するためには、「あの人は理科系」とか「俺は数学が弱かったので、文科系になった」等というのはそろそろ止めにした方がより合理的で、人のことを理解しようとする社会になると思います。 ・・・・・・・・・ ところで、日本のお金の流れや税金のことを