西野新監督、新天地でもガンバ流…神戸 神戸次期監督の元G大阪監督・西野朗氏(57)が“3大ガンバ流タクト”を新天地でも貫く。神戸と2014年末までの2年半、総額3億円以上の長期大型契約を今週中にも正式に結ぶことが7日、分かった。今季年俸は8000万円(推定)で、来季以降は成績に応じて見直す。 弱小チームだったG大阪を、常時優勝を狙えるトップクラブに育てた名将。神戸も常勝クラブに変えるため、就任内諾の条件として3つの“こだわり”を示し、了解を得た。 〈1〉参謀の入閣 02年に監督就任したG大阪でフィジカルコーチだった、ブラジル人のブローロ氏(49)を招へいする。柏のヘッドコーチだった97年は、フィジカルコーチとしてコンビを組んだ。選手の体脂肪数値を小数点以下まで細かく管理し、若手から“鬼コーチ”と呼ばれる軍曹役。神戸は昨季からフィジカルコーチが不在で、障害はない。 〈2〉本拠戦でも前泊 G大