「セカイカメラ」で世の注目を集めた頓智ドットがリリースを予定する新サービス「tab」。「AR(拡張現実)」の可能性を世に示した同社が、tabで実現するのはどんな世界なのか。tabのコンセプトについて聞いた前回に続き、tabが世界をどう変えていくのかについて、最高経営責任者(CEO)に就任した谷口昌仁氏と、創業者であり、最高マーケティング責任者(CMO)の井口尊仁氏に聞いた(前編はこちら)。 --tabは店舗とユーザーの関係も変えていくサービスということか。 井口:あらゆるものが可視化される“スケスケ社会”(詳細は前編を参照)において、インタレストによって人とつながるものを作りたい。今後は店舗がヘビーに使えるようにしたり、情報を発信しているユーザーと店舗とがコミュニケーションをより図れるようにしていきたい。店舗にとって貴重なユーザーには、ホスピタリティをもって接していけるものにしたい。 谷口