FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間9日(日本時間10日)、スイスのチューリッヒで年間表彰式を行い、なでしこジャパンの澤穂希が女子FIFAバロンドールを受賞した。アジア人選手が同賞を受賞することは、男女を通じて史上初の快挙。 澤は2011年、ドイツで開催されたワールドカップでなでしこジャパンのキャプテンとして活躍。決勝のアメリカ戦で劇的な同点ゴールを挙げるなど、圧巻のプレーぶりで日本を優勝に導き、大会MVPと得点王に輝いていた。 その後はロンドン・オリンピックのアジア最終予選を勝ち抜き出場権を獲得。所属チームのINAC神戸でもなでしこリーグを制するなど、充実の1年を送った。 [写真]=千葉格 【関連記事】 なでしこ佐々木則夫監督がFIFA女子年間最優秀監督賞を受賞 佐々木監督「なでしこジャパンを支えてくれたすべての皆さんに感謝」 FIFA年間ベストイレブンにメッシやロナウド