昨年、地方の高校生がイジメ現場を携帯で撮影、その動画をネット上にアップしたところ、多くの人が閲覧してしまうという事件が発生した。たとえ仲間内しか知らなかったはずのアドレスでも、それが一旦アップされてしまえば世界中からアクセスすることができる――、こうした危機管理の欠如がもたらす“被害”は、ツイッターやブログなどで毎日のように繰り返されている。 この「イジメ動画」事件に関しては、事の重大さを認識できていない高校生=子供の暴走と受け止められているが、一方では「イジメをした生徒も顔が晒(さら)されて特定された。彼らも被害者だ」という声も上がった。 はたしてどちらも“被害者”といえるのだろうか? 『2ちゃんねる』元管理人のひろゆき氏は、今後も増え続けることが予想されるこうした事件について、「そもそも僕は子供がネットを使うのには反対です」と主張する。 ひろゆき 親が責任を持って、自分の子供に「ネット