大阪府吹田市の万博公園内に建設されるサッカーJ1・G大阪の新スタジアムの完成が、当初予定の2014年3月から1年以上遅れることが14日分かった。大規模事業に関する同市の条例改正に伴って環境影響評価(アセスメント)の対象になると決まったためで、完成は最短でも15年春になる。G大阪の建設担当・野呂輝久顧問は「がっかりした方々も多いと思う。この間に魅力ある施設の検討を重ね、これ以上遅れないようにしたい」と話している。 同市によると、条例は昨年12月の市議会で改正され、4月1日に施行される。従来はサッカースタジアムが環境影響評価の対象として明記されておらず、G大阪は年内の着工を目指していた。 しかし改正後は「運動・レジャー施設」として対象に含めることを明記。影響評価と建設は順調に進んでもそれぞれ1年半ほどかかるため、完成は少なくとも3年後となる。 計画では、4万人収容のスタジアムはG大阪を中心に組