開幕を1週間後に控えた富士ゼロックス・スーパーカップには、Jリーグを盛り上げようと各クラブのマスコットが集結した=東京都新宿区の国立競技場、上田潤撮影 【清水寿之】「ゆるキャラ」ブームに続け――。2日に21年目のシーズンが始まったJリーグの各クラブが、それぞれのマスコットキャラクターをサポーター獲得の新たな起爆剤にしようともくろんでいる。1試合あたりの平均入場者数は、J1で2万人を前に最近は伸び悩んでおり、話題作りに躍起だ。 写真特集はこちら 「かわいい」「こっち向いて」 2月23日に富士ゼロックス・スーパーカップがあった東京・国立競技場で、色とりどりのマスコットたちが観客を出迎えた。Jリーグ開幕1週間前に開かれる恒例の大会に集まったのは、シーズンを待ちわびた約3万5千人。歓声とともにカメラのシャッターを切った。J1、J2の全40クラブのうち、マスコットがいないJ2岐阜などを除く35