森見登美彦の小説「有頂天家族」が、7月にTVアニメ化される。キャラクター原案を手がけたのは、「さよなら絶望先生」「じょしらく」で知られる久米田康治。久米田が自作以外のキャラクター原案を務めるのは、これが初めてとなる。 「有頂天家族」は京都を舞台に、狸と天狗と人間が織り成すコメディドラマ。2008年、本屋大賞第3位に輝き、累計20万部を突破した小説だ。アニメーション制作は「true tears」「花咲くいろは」「TARI TARI」のP.A.WORKSが手がけ、「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の演出や「東のエデン」にて副監督を務めた吉原正行が、TVアニメシリーズとしては初の監督を務める。 また下鴨神社・糺の森に暮らす狸の一家、下鴨家をはじめとするキャスト陣も発表された。「面白きことは、良きことなり」をモットーとする三男の下鴨矢三郎役