Tシャツでもない。ハンカチでもない。靴下でもない。人が身につけるものを利用した新たな広告が登場した。その広告とは男性用ボクサーパンツ(以下、パンツ)だ。8月中旬、広告入りパンツをタダでもらえるサービス「フリパン」が発表され、ソーシャルメディア上で男子たちの話題をさらった。 そのとき分かっていた情報は、企業の広告入りのパンツが毎月最大7枚、自宅へ無料で届くこと(ただし出稿状況によっては届かないこともある)、また「フリパン」とはFREE PANTS(フリーパンツ)の略であること。それくらいだ。 フリパン 狙うのは“本人”への広告効果 思いっきりパーソナルな衣類で、自分以外だと家族や恋人など、ごく一部の親しい人にしか見せることのないパンツ。それに広告価値を付加したのにはどういった狙いがあるのか。そもそも広告として成り立つのか。とめどなくあふれてくる疑問を解決するべく、フリパンを運営するWebサー
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