図書館の蔵書を検索できる「カーリル」の運営が同名の新会社に受け継がれる。今後は新たな資本を受け入れて事業拡大を目指すという。 図書館の蔵書を検索できる「カーリル」の運営が、6月4日から同名の新会社に受け継がれる。月間ユニークユーザーが25万人のサービスに育っており、今後は新たな資本を受け入れて事業拡大を目指すという。 同サイトは「紙copi」の開発などで知られる洛西一周さんの米Notaが2010年3月に公開し、アール・ワイ・システム(吉本龍司代表取締役)と運営してきた。アール・ワイ・システムはこのほど「株式会社カーリル」を設立し、同サイトを新会社に事業譲渡する。 洛西さんはブログで、カーリルについて「公共的な領域に対してウェブサービスができることを示して、日本にとって大きな貢献を少人数のチームで成し遂げた」と振り返る。対応図書館は6000館以上になるなどサイトも成長。「利用者、図書館の理解
![図書館の蔵書検索「カーリル」が独立会社に 事業拡大目指す](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0cdf462817f1a4c56f8f99f698eb6b4d2034831b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1206%2F01%2Fl_sk_calil.jpg)