いままでは「企画」の作り方でしたが、今回は「企画書」の作り方です。 企画と企画書は、全く異なるものですが、得てして同じような扱いになってしまっていることが多いように思います。 一般的な企画書の作成とは、ちょっと違うのかもしれませんが、私なりの企画書の作り方を考えてみたいと思います。 はじめに 個人的には、「出来の悪い企画書」にはあまり価値を認めません。 小説家が、頭の中でどんなにいいストーリーを書いていようと、それを文章にできなければ意味が無いように、どんなにいい企画やアイデアでも、それを正しく企画書に落としていなければ、意味がありません。 良い文章を書けない小説家が「頭の中でいい物語があるんです。」とは言わないと思うのですが、企画担当のひとは平気でいいそうな気がするんですよね。「企画書はイマイチだけど、アイデアはいい」って。 出来の良い企画書 では、出来のよい企画書とはなんなのか。 それ