印刷 オーストラリアの格安航空会社(LCC)エア・オーストラリアが、資金繰りに行き詰まったことから任意管理に入り、全便の運航を停止した。管理会社の広報担当者が17日、朝日新聞の取材に明らかにした。 タイ・プーケットやインドネシア・バリ、ハワイ・ホノルルなど国内外の空港には搭乗予定だった計約4千人が取り残されるトラブルが生じ、豪航空大手カンタス航空が振り替え便などの支援に乗り出した。 エア・オーストラリアはエアバス社のA330など計5機の機体を保有し、国内便と国際便を運航していた。従業員数は約300人。管理会社の広報担当者は、資金繰り難に陥った理由については明らかにしなかったが、燃料の購入さえ難しくなり、運航停止に追い込まれたと説明した。 購読されている方は、続きをご覧いただけます関連記事エアバス機の緊急着陸事故、和解合意 豪カンタス航空(6/22)