サッカー日本代表は12日、ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会アジア最終予選の第3戦、オーストラリア戦(ブリスベン)に臨み、1−1で引き分けた。日本は後半、栗原勇蔵が先制点を奪ったが、PKを決められて追いつかれた。この結果、日本は2勝1分けの勝ち点7とし、グループBの1位は変わらず。 試合後、日本のアルベルト・ザッケローニ監督は「選手たちのパフォーマンスには満足している」と話す一方で、相手に退場者が出て数的優位な状況を作りながらも、勝ち切れなかった結果に対して「残念という気持ちのほうが強い」と悔しさをにじませた。 ■多くのチャンス作れたことは評価できる タフな試合になるのは想定内だったし、この試合でオーストラリアが真剣に挑んでくることも想定内だった。ふたつの異なる特徴のチームが今日は対戦した。うちはコンビネーションプレーで、逆に相手はパワープレー、フィジカルの強さを生かしたプレーだった。