ドイツの裁判所は現地時間4月20日、Google傘下の動画共有サイトYouTubeに対し、ユーザーが同サイトにアップロードおよび投稿したコンテンツについて同社が責任を負っていると見なすことができるという裁定を下した。この判決は、同社に多大な影響を与える可能性がある。 YouTubeは、音楽著作権が侵害された著作権者に対し、使用料の支払いを強いられることになるかもしれない。4月20日の裁定について遡及的措置には何も触れられていないが、著作権保護された動画の配信をYouTubeが今後も望む場合、同社は著作権料の支払いを強いられる可能性がある。 また、YouTubeは、著作物のさらなる侵害を繰り返さないように、文字ベースのフィルターをインストールして既存のフィルタリングシステムを強化することを命じられた。 しかし、YouTube側は、この措置はアップロードプロセスのスピードを遅くするものであり、