首都圏の私鉄などが発行するICカード乗車券「PASMO(パスモ)」を運営する協議会は18日、ウェブサイト上での利用履歴の閲覧サービスを廃止すると発表した。 サービスの利用登録者は、過去約3か月間の乗車履歴や残額などを閲覧できる仕組みだったが、カード番号や登録者の氏名、生年月日、電話番号が分かれば第三者も見ることができた。 インターネット上で「浮気調査に使える」などと紹介されたことから、同協議会は今年3月からサービスを休止して対応策を検討していたが、利便性を維持しつつ安全性を高めることが難しいと判断した。 同協議会は「駅の券売機などでの印字サービスをご利用いただきたい」としている。