J1仙台がタイリーグ王者のブリーラムPEAと対戦する国際試合「トヨタプレミアカップ」は18日、タイ・バンコクのスパチャラサイ国立競技場で行われた。仙台はPK戦の末、惜しくも敗れた。 地元の人気チームとの注目の一戦だけに、3万5000人収容のスタジアムに大勢の相手側サポーターが詰め掛けた。スタンドには日本から駆けつけた約20人の仙台サポーターの姿も見られ、熱心に声援を送った。 試合は仙台が押し気味に進めたが、前半35分にカウンター攻撃で先制された。仙台は後半28分、武藤が倒されて得たPKを太田が決めて同点。1-1のままPK戦に突入したものの、仙台は鎌田と柳沢が外して敗れた。 途中出場した梁勇基は試合前に右足内側靱帯(じんたい)を負傷、先発した赤嶺は試合中に右目を痛めた。(バンコク=阪本直人) ▽トヨタプレミアカップ ブリーラムPEA 1-1 仙台 (PK4-2) ▽得点者 【ブ】アチェムポン