暮らしのなかで“おかしい”と感じた社会問題について、市民がインターネット上で署名を集めて、行政機関や大企業などに抗議の声を上げることができる最先端のSNS、ソーシャル・ネットワーキング・サービスが日本でも始まり、注目を集めています。 5年前にアメリカで始まった“CHANGE.ORG”は、フェイスブックやツイッターといった情報の発信や共有を目的にしたSNSの一つで、社会問題を解決するための署名活動に機能を絞っているのが最大の特徴です。 このサイトの利用者は、世界で2500万人を超え、各国でさまざまな社会問題を巡り大きな影響を及ぼしてきました。 アメリカでは、ことし2月、黒人の男子高校生が自警団の男に銃で撃たれて死亡した事件を巡って、警察が正当防衛に当たるとして男を逮捕しなかったことに抗議するデモが全米各地に広がりました。 このときも被害者の両親が、このサイトで署名を呼びかけたのです。 日本で