ブックマーク / wirelesswire.jp (13)

  • 「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化

    「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化 2023.11.07 Updated by yomoyomo on November 7, 2023, 12:00 pm JST 前々回「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」を書いた者として、今回はマーク・アンドリーセンの「テクノ楽観主義者宣言(The Techno-Optimist Manifesto)」(解説付き日語訳)を取り上げるのが必然と思われます。まさに大富豪の白人男性の先鋭化とテクノ楽観主義者の現在を見るうえで必読と言える内容になっています。 しかし、この渾身のマニフェストに対する風当たりは強い、という印象があります。それについては後で取り上げますが、いろいろな意味で潮目の変化を感じずにはいられません。 著者のマーク・アンドリー

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    yag_ays 2023/11/08
  • 人工知能規制、資本主義批判、民主主義再考

    人工知能規制、資主義批判、民主主義再考 2023.05.22 Updated by yomoyomo on May 22, 2023, 18:58 pm JST 先週、米上院の公聴会に召喚されたOpenAIのサム・アルトマンCEOが、「AIに規制は必要」と発言したことが話題になりました。ディープラーニング分野に多大な貢献をしたAI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンが、Googleを退社して「AIは人類の脅威になる」と警鐘を鳴らすのと合わせ、今のAIを巡る報道には不安をかきたてる浮足立った空気があります。 冷静に考えれば、AI開発を免許制にすべきという規制を求めるサム・アルトマンの発言は、オープンソースによるコモディティ化を牽制しながら、市場で優位性を確保したところで規制を求めるルールメイキング戦略の定石に沿ったもので、要は現状の優位性の定着が目的であり、驚くところはありません。 た

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    yag_ays 2023/05/24
  • 帝国の興亡

    帝国の興亡 2022.10.03 Updated by Ryo Shimizu on October 3, 2022, 05:12 am JST イタリアの探検家、アメリゴ・ヴェスプッチは43歳にして初航海に出かけた。 彼の航海の記録は1503年に論文「新世界」として発表され、ドイツで出版された。以来、その大陸は彼の名にちなんでアメリカと呼ばれるようになった。 ヴェスプッチが探検したのは主に南米で、コロンブスが発見したのはカリブ海のプエルトリコで、厳密には北米大陸を発見したわけでもない。 それから一世紀後にイギリスのバージニア株式会社が国王ジェームズ一世から勅許を得て、メリーランド州、バージニア州、カロライナ州の開拓を開始した。 アメリカ大陸への植民はビジネスであり、入植者は実質的にバージニア会社の社員と見做されていた。 しかし、先住民族との戦いや疫病といった障害から、最初期の200人の入

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    yag_ays 2022/10/04
  • ついに解放された最強自然言語AI、GPT-3を味見する。

    ついに解放された最強自然言語AIGPT-3を味見する。 2021.04.22 Updated by Ryo Shimizu on April 22, 2021, 14:34 pm JST 恐るべき巧みなマーケティングにより、前評判は世界最強と名高いGPT-3のオープンベータテストのアカウントがついに筆者にも解放されたので試してみた結果をここで共有したい。 ただし、GPT-3の利用にあたってはかなり厳しい利用規約があるので、それを踏まえて記事を執筆したい。 パッとみたところ、GPT-3APIの利用方法は非常に簡単だ。 わずか数行で試せてしまう。 サンプルも、単純なチャットものから、要約、翻訳、映画のタイトルから絵文字を出力するなんていうものまである。 スタートレックとスターウォーズが完全に同じものになってしまうのはなんだか釈然としない。 こんなふうに、ブラウザだけでGPT-3の成果を確か

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    yag_ays 2021/04/23
  • NVIDIAが規約変更によりGeForceのデータセンター利用を制限。大学などの研究活動にも大ブレーキ

    NVIDIAが規約変更によりGeForceのデータセンター利用を制限。大学などの研究活動にも大ブレーキ First Order rising 2017.12.19 Updated by Ryo Shimizu on December 19, 2017, 16:08 pm JST 深層学習分野で、NVIDIAの名を知らない者は潜りと言われても仕方がないでしょう。かつて日の新聞社で、NVIDIAを「謎の半導体メーカー」と呼んで赤っ恥をかいた人がいますが、NVIDIAなくして深層学習の研究はままならないことは間違いありません。 というのも、深層学習に不可欠な積和演算機能に優れた半導体とAPIを提供しているのが、事実上世界にNVIDIA一社しかないからです。 Intelやその他のメーカーも頑張って入るのですが、NVIDIAが持つ多数の知的財産権の前に、後塵を拝しています。 それはそれで、NVID

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    yag_ays 2017/12/19
  • 第二世代人工知能の亡霊がもたらす”AIの冬”

    第二世代人工知能の亡霊がもたらす"AIの冬" AI Winter is coming!! 2016.11.21 Updated by Ryo Shimizu on November 21, 2016, 15:49 pm JST 日立が公開した「汎用人工知能」のプロモーションビデオが日AI業界で悪い意味での注目を集めています。 このビデオでは、日立は自社で開発したAI技術「H(エイチ)」を、「汎用人工知能」と自称しています。 しかし、「汎用人工知能」は、通常、AGI(Artificial General Intelligence)の訳とされ、人工知能研究のメインストリームでは、GoogleやFacebookなどを含めて「まだ世界の誰も開発に成功していない」ものとされています。 ビデオに登場する株式会社日立製作所、研究開発グループ技師長の矢野和夫氏によれば、このH(エイチ)は、「(カスタマ

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    yag_ays 2016/11/21
  • リクルートテクノロジーズ、社員にビーコン配布、相互にプロフィール情報などを参照

    リクルートテクノロジーズ、社員にビーコン配布、相互にプロフィール情報などを参照 2016.05.13 Updated by Naohisa Iwamoto on May 13, 2016, 06:29 am JST リクルートテクノロジーズは2016年5月12日、従業員500名にビーコンを配布して4月に利用を開始したと発表した。ビーコンを社員が持ち歩くことで、専用のスマートフォンアプリから相手のプロフィール情報などを確認できるようにする。同社では、社内コミュニケーションの活性化につなげたい考えだ。 リクルートテクノロジーズが従業員にビーコンを配布することにした背景には、全従業員約500名の8割以上が中途入社となり、社内コミュニケーションの活性化が重要視されていたことがある。従来も中途入社者が会社に馴染めるようにするための施策を複数講じていたが、今回はビーコンを活用した仕組みを採用した。 具

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    yag_ays 2016/05/14
  • 深層学習に最適化したNVIDIAのPascal世代スーパーコンピュータDGX-1登場

    深層学習に最適化したNVIDIAのPascal世代スーパーコンピュータDGX-1登場 DGX-1 ,the game changer 2016.04.06 Updated by Ryo Shimizu on April 6, 2016, 05:48 am JST シリコンバレーで開催されているGPU Technology Conference、通称GTCに来ています。 GTCは、もともとNVIDIAの開催するGPU関連のイベントだったのですが、ここ数年、特に去年からはこれまでのゲーミングやコンピュータ・グラフィックス中心の雰囲気から一気にディープラーニングに舵を取り、今年のGTC2016は「詳しくは言えないけど、ディープラーニング関連で事件が起きるよ」と耳打ちされた筆者は、遠路はるばる20年ぶりにサンノゼ国際空港にやってきました。 ちなみに前回サンノゼ国際空港に来た時は、ビル・ゲイツが自ら

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    yag_ays 2016/04/06
  • 20万円台の投資で深層学習(ディープラーニング)を手軽に始めるためのパーソナル・ディープラーニング・コンピュータ

    20万円台の投資で深層学習(ディープラーニング)を手軽に始めるためのパーソナル・ディープラーニング・コンピュータ The Personal Deep learning Computer 2015.11.18 Updated by Ryo Shimizu on November 18, 2015, 09:23 am JST 毎日のように深層学習(ディープラーニング)の新技術が発表された今年の6月頃に比べると最近はだいぶ落ち着いてきたと思ったら、GoogleからTensorFlow、MicrosoftからはDistributed Machine Learning Tookit(DMLT)というやや煮え切らない名前のツールが相次いでリリースされました。さらにMicrosoftは、写真から人物の感情を分析するツール「Project Oxford Emotion Recognition」の提供も開始

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    yag_ays 2015/11/18
  • Bitcoin Is Dead. Long Live the Blockchain! - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    Bitcoin Is Dead. Long Live the Blockchain! 2015.02.02 今回は時間がないので短めに。タイトルはWired の5年前の特集のパロディなので、怒らないでください。 さて、およそ1年前に「2014年はビットコインの年になるか?(別にならんでいい)」という文章を書きましたが、昨年2014年は暗号通貨ビットコインにとって、どこそこで支払いに使えるようになったというその利用の拡大を示すニュースも多かったものの、ありがたくない話題も多かったように思います。 世界最大級のビットコイン取引所だった Mt.Gox からビットコインが「消失」してしまった事件が代表的なところですが、薬物などの訃報販売を手がけ、その取引にビットコインを使っていた闇サイト Silk Road の黒幕がその Mt.Gox の元 CEO だったというかなり強引な説が最近になって報じられ

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    yag_ays 2015/02/02
  • インターネットは我々である:2015年のクルートレイン宣言 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    Web 2.0! ......と2015年になってこの言葉を持ち出しても、何を今さらという感じでしょうか。提唱者のティム・オライリーも、この言葉を冠したカンファレンスを2011年を最後に打ち止めにしているくらいですが、この言葉が表現していた、プラットフォームとしてのウェブが実現する個人のエンパワーメント、情報の送信側と受信側の垣根がなくなる双方向型、参加型なメディアの実現といった話に何の意味もなかったわけではありません。 例えば、この言葉が言われた当時からジョエル・スポルスキーは、「私は、人々がWeb 2.0という語を使うのを聞くと、その日一日、自分が少し愚かになった感じがする」と極めて批判的でしたが、彼が成功を収めたプログラマー向け質問回答サイト Stack Overflow(昨年末に日語版が始まりましたね)は、ユーザ参加型、集合知、フォークソノミーなど実はとても Web 2.0 的な

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    yag_ays 2015/01/13
  • 自動化は我々をバカにする? ニコラス・カーの新刊が再び突く現代人の不安 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    今回は、前々回、前回と文章を紹介させてもらったニコラス・カーの出たばかりの新刊『The Glass Cage: Automation and Us』を取り上げたいと思います。 このは、カーの前作『The Shallows』(邦訳『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』)の続編というか対になると言えます。前作が、The Atlantic に掲載され大きな論議を呼んだ Is Google Making Us Stupid?(Googleは我々をバカにする?)を発展させた内容だったように、作もやはり The Atlantic に掲載された The Great Forgetting(大いなる忘却)を起点としており、やはり前作と同じくぶちあげたテーゼを最新の脳科学や神経心理学などの研究データで裏づけしていく形のになります。 前作は、インターネットはを熟読し深い思索を行

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    yag_ays 2015/01/09
  • ビッグデータの不都合な真実 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    もはや旧聞に属しますが、6月21日に「The Data Journalism Handbook」翻訳&勉強の会が開催されました。 これは元々2011年にロンドンで開かれたオープンソース系のイベントにおいて Open Knowledge Foundation などが音頭をとり、気鋭のジャーナリストたちが加わったワークショップの成果をもとにして2012年に刊行された『The Data Journalism Handbook』を翻訳しようというものです。 これはこのがウェブ上で全文公開されており、クリエイティブコモンズの CC BY-SA 3.0 ライセンスの元で自由に利用できるからこそ可能なのですが、翻訳プロジェクト自体は2013年には立ち上がっていたものの、長らく停滞状態でした。もっともワタシ自身いくつか翻訳を手がけているわけで他人事のように書いてはいけないのですが、ともかく今回の翻訳&勉

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    yag_ays 2014/07/29
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