ウクライナ・ザポリージャ市内の病院で治療を受けるウクライナ兵のフリブ・ストリジコさん(2022年5月7日撮影)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【5月18日 AFP】レシア・コステンコ(Lesia Kostenko)さん(51)は、ウクライナ兵の息子、フリブ・ストリジコ(Glib Stryzhko)さん(25)がロシア軍の捕虜になったことは知っていた。だが、重傷を負った息子がこっそり電話をかけてくるまで、どこにいるのかは分からなかった。 「見張りの兵士が息子を哀れんでくれた」とコステンコさんはAFPに語った。 ストリジコさんは南東部マリウポリ(Mariupol)での戦闘で、イリイチ(Ilych)製鉄所に駐留していた部隊に所属していた。激戦で命を落としかけ、捕虜となり、最終的にロシアに連行された。 そして、ある日突然、捕虜交換のため飛行機に乗せられ、ウクライナに帰された。
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