メキシコの調査団が世界最大の浸水洞窟を発見。マヤ文明の土器や人骨が大量に転がる最重要遺跡に2018.01.22 20:009,578 岡本玄介 合せ技一本です。 ユカタン半島の地下は、自然にできたトンネルや洞窟が水没しており、それらは「セノーテ」と呼ばれています。そこで巨大地下洞窟を調査するプロジェクト「Gran Acuífero Maya project」が24年以上の歳月をかけ、セノーテの奥底でふたつの巨大な浸水洞窟が繋がっていることを突き止めました。 これにより、ひとつになった洞窟は世界最大のものとして記録を破ったのです。 この10カ月、ロバート・シュミットナー氏が率いるダイビング・チームが、全長263kmのサク・アクタンと、全長83kmのドス・オホスという2つの巨大洞窟を潜り続け、やっとこれらの接点を発見。小さな洞窟も入れると合計で全長347kmほどの洞窟になったわけです。 セノー