2008/5/4 15:06 《現在地》 ここは栃木県道23号川俣温泉川治線の途中、日光市日向の一角である。 いまでもまだ旧栗山村の名前で呼んだ方が通りが良いかもしれない(2006年に日光市と合併)。 写真は西を背にして撮影しており、正面にそびえる大日向山(1176m)の左側が日向、右側が日蔭というふうに地名が分けられている。 そしてそこから真っ直ぐ降りてきた境界線は、この場所のすぐ右側を通って背後に通じる。 それでは、この右側には何があるのかというと…。 ちょっと古風な吊橋主塔があった。 しかも主索が張られたままになっていて、空き地の中に確固たる意志を持ってアンカーされている。 それなのに、入口に空気を読めない重機が停まっていて、橋の先を見通すことは出来ない。 ともかくこの橋は鬼怒川に架かる橋で、鬼怒川を挟んで日向と日蔭という2つの大字が、つまり明治22年町村制施行前の日向と日蔭の2つの