8月24日、「社会に変革をもたらすリーダーを育てる」を旗印に、ほかに類のない全寮制インターナショナルスクールが開校する。まったくのゼロからプロジェクトを立ち上げ、6年越しで実現させた若きリーダーの信条は、その辣腕ぶりとは裏腹に「大切なのは自分の能力を上手にあきらめること」だった。 ──ISAKならではの特徴は? 定員は1学年50人で今年は1期生のみで開校します。21カ国233人の応募に対し、15カ国から50人を迎え入れます。生徒の構成は日本人30%、日本以外のアジア諸国から50%、残り20%をアジア圏外としています。日本のインターナショナルスクールというと富裕層のイメージですが、私たちは最低でも生徒の2~3割に奨学金を出し支援します。1期生ではその比率が5割超でした。 それから日本のインターナショナルスクールで初めて高等学校の認可を得ました。授業はすべて英語で、国際バカロレア(国際的大学入