総務省が携帯電話向けに電波がつながりやすい「プラチナバンド」を、楽天グループ傘下の楽天モバイルに割り当てることを決めた。国民の共有財産である電波を新たに使うことになる楽天はサービスの向上を急ぐ必要がある。プラチナバンドは電波の周波数帯の中でも遮蔽物を回り込みやすい性質を持つ。通話やデータ通信がつながりやすくなる。楽天は2020年に携帯に本格参入したがこの周波数帯を持っておらず、ユーザーからは
モバイル 【連載】佐野正弘のITインサイト 第81回 やっとプラチナバンドを獲得した楽天モバイル、なぜサービス開始が3年後なのか 周波数が1GHz以下で広範囲をカバーしやすい、いわゆる「プラチナバンド」が割り当てられていないことが競争上不利だとして、その割り当てを要求していた楽天モバイル。2022年には競合他社のプラチナバンドを “奪う” 方針を打ち出し、総務省での議論が紛糾するなど、大きな話題をもたらしていた。 700MHz帯の免許が楽天モバイルに付与 だが先日10月23日、そのプラチナバンドを巡って大きな動きがあった。それは総務省が、新たに携帯電話向けに割り当てられた700MHz帯の免許を楽天モバイルに付与したことである。 今回割り当てられた700MHz帯について簡単に振り返ると、これは他の携帯大手3社に割り当てられている700MHz帯と、隣接する地上デジタルテレビ放送や特定ラジオマイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く