講談社や小学館、集英社など国内大手出版31社は3月24日、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」を正式に発足させた。KindleやiPadの日本上陸に備え、電子書籍フォーマットの統一などに取り組む。「紙とデジタルを共存・共栄させることが目標」と、代表理事の野間省伸氏(講談社副社長)は話す。 大手出版13社が加盟する「電子文庫出版社会」を母体に発足。(1)著作権者の権利保護、(2)読者の利便性向上、(3)紙とデジタルの連動――を理念に活動する。電子文庫出版社会が運営する電子書籍販売サイト「電子文庫パブリ」の運営も引き継ぐ。 電子書籍のフォーマットについて研究する「フォーマット委員会」、KindleやiPadなど端末を研究する「ビュワー委員会」、著者との契約形態をなどを考える「法務委員会」を設置。紙と共存・共栄できる、日本市場に合った電子書籍のあり方を模索していく。 関連記事 大手出版21社、
ヤフーは3月25日、子会社で動画サイト「GyaO!」を運営するGyaOに、テレビ朝日、東京放送ホールディングス(TBSホールディングス)、テレビ東京、電通、博報堂DYメディアパートナーズが出資すると発表した。 テレ朝、電通、TBSホールディングスがそれぞれ7%、テレ東が4%、博報堂DYが3%出資し、出資後の資本金は2億5000万円。既存株主の出資比率は、ヤフーが51%、フジテレビジョンが7%、日本テレビ放送網が7%、USENが7%となる。 「さらなる成長の加速のため、重要なパートナーであるテレビ局、広告会社に資本参加を仰いで合意した」という。今後も映像業界関係各社との密に連携していくとしている。 関連記事 GyaO!が単月黒字化 ヤフー子会社GyaOが運営する動画配信サービス「GyaO!」が昨年12月に単月黒字化した。 新「GyaO!」始動 “合法でもうかる映像サイト”目指す 「GyaO」
「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3月25日、CD/DVD販売店を運営するHMVジャパンから事業を取得することで基本合意したと発表した。6月末に最終契約を結ぶ方向で協議する。「HMV」ブランドは存続する予定。 CCCはHMVのEC事業を評価し、HMVサイトのリコメンドサービスや顧客基盤などにCCCの会員基盤を組み合わせ、エンターテイメント分野のEC売り上げを約200億円上積みし、EC市場で一定のシェア確保を狙うとしている。 HMVジャパン株式を間接的に100%保有する大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ(DPI)と基本合意した。買収スキーム、買収金額は資産査定を経て今後詰める。CCCの取得対象は原則としてHMVジャパンの全事業だが、資産査定の結果やCCCの要望も踏まえて最終決定するとしている。 HMVジャパンは英HMVが1990年に
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