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ブックマーク / courrier.jp (389)

  • EVで出遅れたトヨタは「戦略的なロビー活動」で反撃に転じた | ハイブリッド車市場を支配

    2024年3月、米政府は2027年から適用する新たな自動車排ガス規制を発表した。当初案より緩和され、ハイブリッド車に有利な内容となった。 これは急速な電気自動車(EV)へのシフトに「ブレーキを踏むよう」働きかけたトヨタの戦略的ロビー活動の成果だと、米紙「ニューヨーク・タイムズ」は指摘する。 招待客オンリーの秘密の会合 2023年の秋、ラスベガスで開催されたトヨタ・ディーラー向け年次会合での朝会は、招待客のみが参加できる特別な催しだった。出席者にはスマホのカメラを赤いシールで隠すよう指示があった。 朝会でスピーチをしたのは、トヨタのトップロビイストであるスティーブン・チッコーネだった。彼は「自動車業界は存亡の危機に直面している」と述べ、それは景気やガソリン価格のせいではなく、米国で提案されている排ガス規制の厳格化のせいだと指摘した。 のちに各ディーラーに回覧され、紙ニューヨーク・タイム

    EVで出遅れたトヨタは「戦略的なロビー活動」で反撃に転じた | ハイブリッド車市場を支配
  • エリック・マズール「成績は無意味なばかりか、深い学びを妨げる」 | 講義は廃止、期末試験も敬遠… ハーバード流教育の立役者

    革新的な教育手法を取り入れてきた米ハーバード大学の物理学者エリック・マズール。日でも、能動的な学習を促す「アクティブラーニング」や事前に自習して学んだ知識を授業中の共同作業などで活用する「反転授業」といった教育手法の推進者として紹介されている。 このたびスペイン紙「エル・パイス」がマズールにインタビューし、革新的な教育手法はハーバードの優秀な学生相手だからこそできるのではないか、という問いを投げかけている。はたしてマズールはこの問いにどう答えたのか——。 ChatGTP禁止「最も愚かなこと」 ──大人も幼稚園や保育園で学ぶように学ぶべきだと主張されていますね。 幼稚園や保育園では一緒に作業をすることや交流の仕方を学びます。これは、非常に重要なスキルです。社会に目を向ければ、組織や企業や社会全体が抱える問題のほとんどは、人々が仲良くし合えないことや、協力し合う方法を知らないこと、多様性を受

    エリック・マズール「成績は無意味なばかりか、深い学びを妨げる」 | 講義は廃止、期末試験も敬遠… ハーバード流教育の立役者
  • トランプが準備を進める「アンチ環境保護政策」の危険すぎる中身 | 「化石燃料を掘るさ。ベイビー、掘るとも」

    「化石燃料を掘るさ。ベイビー、掘るとも」 トランプが準備を進める「アンチ環境保護政策」の危険すぎる中身

    トランプが準備を進める「アンチ環境保護政策」の危険すぎる中身 | 「化石燃料を掘るさ。ベイビー、掘るとも」
  • リンダ・グラットン 「人生100年時代」の生き方を説いた組織論学者 | 【これだけ知ればOK!】 賢人たちの 「ココがすごい」

    多くの人々の思想に影響を与えた注目の学者たちを紹介する「世界の賢人ぺディア」。今回は日でも話題になった『ワーク・シフト』の著者として知られるリンダ・グラットンを紹介する。 人生100年時代というコンセプトを創り出したグラットンは、私たちにどう生きるべきと説いているのだろうか?

    リンダ・グラットン 「人生100年時代」の生き方を説いた組織論学者 | 【これだけ知ればOK!】 賢人たちの 「ココがすごい」
  • スウェーデンで生まれても「外国人」でしかない移民2世を誘う犯罪集団 | 社会に受け入れられなかった移民たち

    社会に受け入れられない移民 「移民を受け入れたのが悪かったとは、私は思いません。むしろ統合がうまくいかなかったと言うべきです」 犯罪作家のイェンス・ラピドゥスはそう述べる。彼はかつて刑事弁護士だったが、作家に転身し、ネットフリックスのドラマ『スナバ・キャッシュ』の脚を執筆した。彼は、かつて弁護した被告や、ギャングのメンバーのほとんどは、スウェーデンで生まれた人たちだと指摘する。 「ここで生まれても、彼らはまだ外国にいると感じているのです。扉が閉ざされていて、中に入れてもらえていないと。当の問題は、このような人々の社会への統合に、私たちが失敗したことです」 犯罪作家のイェンス・ラピドゥスが執筆したネットフリックスのドラマ『スナバ・キャッシュ』。スウェーデンに住む移民2世で、シングルマザーの主人公が、起業して成功するために、犯罪集団に加わる親戚から金を借りたことで、さまざまな困難に巻き込ま

    スウェーデンで生まれても「外国人」でしかない移民2世を誘う犯罪集団 | 社会に受け入れられなかった移民たち
  • 難民に寛容な福祉国家スウェーデンで「暴力事件」が急増した“不都合”な理由 | 移民統合の失敗で犯罪集団が拡大

    増え続ける暴力事件 かつて家だった場所とその周辺に木材、断熱材、被覆材の破片が飛び散り、ぐちゃぐちゃに散乱している。吹き飛んだ窓ガラスの跡には、ギザギザになった破片だけが残っている。カーテンや衣服が散乱し、爆発の威力に押し流されている。 「ニュースで見るような、外国の戦争の現場のようです」と地元住民は言う。 しかし、ここは紛争地帯ではない。スウェーデン第4の都市ウプサラの、かつては平和だった地区だ。昨年9月28日に爆発が起こり、新人教員のソハ・サード(24)が巻き込まれて死亡した。この攻撃は、犯罪組織のメンバーの親戚と思われる隣人を狙ったものだった。 9月末にスウェーデンのウプサラで起きた爆発事件の現場 スウェーデンでは昨年後半、ウプサラとやその南に位置する首都ストックホルムで凶悪な暴力事件が相次いだ。9月から10月にかけての最悪の時期には、毎日のように銃撃や爆破、手榴弾による攻撃が起きて

    難民に寛容な福祉国家スウェーデンで「暴力事件」が急増した“不都合”な理由 | 移民統合の失敗で犯罪集団が拡大
    yamamototarou46542
    yamamototarou46542 2024/05/02
    日本人が外国人や異民族の「無規律」「暴力性」「無神経さ」「下品さ」「差別的心性」等に我慢できるとは思えない。海外生活したことない人が移民入れれば何とかなると思い込んでるのはどうしたわけなのか、不思議だ
  • 日本の新紙幣の発行には「ネパール人の尽力」が不可欠だった | 原料がどこで作られているか知っていますか?

    の紙幣の原料に用いられる樹木「ミツマタ」は、国内調達が難しくなっており、その多くがネパールから輸入されているという。 2024年7月に紙幣のデザインが刷新されるが、その発行はミツマタの生産・加工に関わるネパール人なしには「不可能」だと、産地を訪ねた米紙が報じている。 「儲かるなんて思ってもみなかった」 世界最高峰の山々とインド北東部ダージリン地方の茶畑に挟まれたネパール東部のこの地域では、壮観な景色が広がり、希少なランが育ち、緑豊かな丘陵地でレッサーパンダが遊ぶ。 だが、ここでの生活は厳しい。世界最高峰のエベレストの近くで生まれた農業従事者のパサン・シェルパは、十数年前に野生動物にトウモロコシやジャガイモを荒らされて栽培を諦めた。そして代わりに、それほど価値のなさそうな植物を育てることにした。ヒマラヤに自生する常緑で黄色い花を咲かせる「アルゲリ」(註:ミツマタの近縁種)と呼ばれる低木だ

    日本の新紙幣の発行には「ネパール人の尽力」が不可欠だった | 原料がどこで作られているか知っていますか?
  • 世界の大富豪に「恐竜」を売りさばく男─それは最強のステイタスシンボル | 活況を呈する「化石市場」の裏側へ

    野生動物の剥製をインテリアとして飾る──かつては金持ちの象徴のようにも考えられていたが、最近は倫理的にあまりイメージが良くない。それならば、恐竜の化石は? これはどうやら「アリ」のようだ。一握りの特権階級を相手に、その市場は急成長している。 パリ8区、ボエシー通りにある彼の書斎は、まるで物置小屋だ。隕石、アフリカの仮面、化石……とにかく書斎のスペースを超えない大きさのあらゆるものが、ガラスケースに展示されているか、床に積み上げられている。 ただし、3m近くある後期ジュラ紀の竜脚形類の脚については、カタログ写真に甘んじるしかない。ステゴドンの臼歯も同様だ。この臼歯の持ち主、絶滅した長鼻目の旧象は重さが12トンもあった。残念ながら、どうがんばってもアレクサンドル・ジケロの自宅にこれらの巨大な骨格を置くスペースはない。 ブロンドの髪で魅惑的な笑みを浮かべるこの50代の男は、フランスでは「恐竜を売

    世界の大富豪に「恐竜」を売りさばく男─それは最強のステイタスシンボル | 活況を呈する「化石市場」の裏側へ
  • 人が人の脳を、牛が牛の脳を食べたがゆえに生まれた病とその教訓 | 古代ローマの「脳料理」レシピも紹介

    人の脳を人がべる風習 だが、人の脳をすことが許容されただけでなく、風習だった時代と場所がある。 米ロングアイランド大学CWポスト校の生物学名誉教授で、『カニバリズム──まったく自然な歴史』(未邦訳)の著者であるビル・シャットは言う。 「理由はともかく、仮にあなたが誰か人をべていたとしましょう。そのとき、あなたがその脳をべない理由が私には見当たりません」 ヨーロッパで発掘された、10万年前にさかのぼる先史時代の人骨には、脳が取り出された、ひび割れた頭蓋骨含め、人の形跡が見られる。 近代に入ってからも、風習としての人には、脳をすことが多く含まれていた。なかでも有名な一例が、パプアニューギニアのフォレ族だ。 脳をすフォレ族の慣習は、特異的に悲惨な結果をもたらした。それは現代の米国人が脳を嫌悪するまた別の理由を説明するものでもある。すなわち、病の恐れだ。 1950年代に、200人ほ

    人が人の脳を、牛が牛の脳を食べたがゆえに生まれた病とその教訓 | 古代ローマの「脳料理」レシピも紹介
  • フランス人歴史家に聞く 「日本の海賊」を研究しようと思った理由 | 「渋沢・クローデル賞」受賞者

    ──フランスのどちらで生まれ育ったのですか。 フランスの南部にアルビという都市がありますが、そこから車で15分くらいのラバスティード-ガボスという、人口400人ほどの田舎で生まれ育ちましたので、けっこうな田舎者です。 そんな環境でしたので、家族も周りの人も、極東に関する知識はあまりないというか、日中国の区別もつかないレベルでした。高校で日について習ったことはありましたが、当に関心を持っていたとは言えません。 高校3年生のとき、アルビの書店で『日語のまねきねこ』という日語の教科書を見つけ、「面白そうだな」と買いました。最初は独学で、やがて日の大学で学ぶことになりました。そもそもは日語という言語に魅力を感じて始めた勉強だったんです。 ──その後、歴史の研究者を志されたわけですが、何か決定的なとの出会いがあったりしたのですか。 いろいろなを読んで歴史への好奇心が出てきたのです

    フランス人歴史家に聞く 「日本の海賊」を研究しようと思った理由 | 「渋沢・クローデル賞」受賞者
  • 【解説】米国各地のキャンパスで親パレスチナの学生らが要求していること | ただの「戦争反対」ではない

    米コロンビア大学での親パレスチナ学生らによる抗議行動はなお続いている Photo: Stephanie Keith / Getty Images 米国各地の大学キャンパスで、イスラエルのガザ攻撃を糾弾する親パレスチナの学生らによる抗議行動が激化しており、警察当局による逮捕者も続出している。 米紙「ワシントン・ポスト」によれば、ニューヨーク市にあるコロンビア大学で4月18日、キャンパス内で野営していた親パレスチナの抗議者100人超がニューヨーク市警に逮捕されたことをきっかけに、連帯の意を示す同様の抗議行動が各地の大学に飛び火したという。 同紙は別の記事で、こうした抗議行動で逮捕者が出た大学についてまとめている。それによれば、コロンビア大学以外では、イェール大学(コネチカット州)で60人、ニューヨーク大学で120人、テキサス大学オースティン校で50人超、南カリフォルニア大学で90人超、エマーソ

    【解説】米国各地のキャンパスで親パレスチナの学生らが要求していること | ただの「戦争反対」ではない
  • 「日本経済はついに“正常化”しはじめたのか?」日本人エコノミストたちの見解 | デフレからの「完全脱出」はもうすぐ?

    国民総生産(GNP)の算出法を確立したことで知られ、1971年にノーベル経済学賞を受賞したサイモン・クズネッツはかつて、国の経済はおおまかに4つに分類されると言った。 「世界には4種類の国がある。先進国と途上国、そして日とアルゼンチンだ」 1960年代以降の日の目覚ましい高度成長は、クズネッツの目にはきわめて異例で、別個の類型として扱うべきものに見えた。だが1990年代後半以降、それとは別の意味で日は世界でもまれな国となる。インフレ・金利・賃金上昇ともにほぼゼロ近辺で停滞を続け、ときにはマイナス化する場合さえあった。 だがいまは違う。日銀行や日政府の関係者は、「日歴史的な転換点にあり、やっと“正常な”経済に戻るかもしれない」と口をそろえる。企業はコスト上昇分を価格に上乗せし、労働者は物価上昇分に見合った賃上げを要求することができるようになるはずだ。岸田文雄首相は2024年3月

    「日本経済はついに“正常化”しはじめたのか?」日本人エコノミストたちの見解 | デフレからの「完全脱出」はもうすぐ?
  • 異星人崇拝カルト創始者「ラエル」のいまを追ったら、日本に辿り着いた | 疑惑だらけの「クローン人間」に「フリーセックス」…

    宇宙人を信仰し、性の解放を訴える「ラエリアン・ムーブメント」。日でも「UFO教」、「フリーセックス教団」などと表現されてきた、フランス発祥の新興宗教団体の今昔を、仏紙「フィガロ」が追った。どうやら預言者ラエルはいま、日で暮らしているという。 2024年、クロード・ボリロンが神話を発案してから50年になる。「1973年と1975年にエロヒムに遭遇した男、ラエル」の物語である。エロヒムとはいわゆる人類の創造者たちで、彼らは空飛ぶ円盤に乗ってやって来て、元ジャーナリストでミュージシャンのボリロンを、地球でのメッセンジャーに任命し、彼を「ラエル」と命名したという。 エロヒムたちが地球に戻って来るまでの間、ボリロンはいくつかのミッションを託された。あらゆる大宗教を否定し、彼らを迎え入れる大使館を建設すること、瞑想によって人類を目覚めさせること、性の解放を実現すること、「人類は2万5000年前に研

    異星人崇拝カルト創始者「ラエル」のいまを追ったら、日本に辿り着いた | 疑惑だらけの「クローン人間」に「フリーセックス」…
  • ホストに洗脳されて「マカオで売春」…被害女性が恐るべき手口を語る | 新宿・歌舞伎町で搾取される少女たち

    新宿・歌舞伎町のホストクラブが若い女性客に高額な売掛金(ツケ)を不当に背負わせ、売春などを強制している問題に中国紙が注目。借金返済のため海外でセックスワーカーとして働かされた被害者女性と、支援団体に取材し、ホストの悪質な手口に迫った。 ユウ(仮名)は緊張していた。 たえず髪の毛を引っ張り、できるだけ顔が隠れるようマスクを動かす。 彼女は落ち着きなく動きながら、輪ゴムで束ねられた十数枚のクレジットカードと、法外な金額のホストクラブの請求書のコピーを私たちに見せた。店ではクレジットカードを使って、無理やり高額な支払いをさせられた。 ユウが怯えるのも無理はない。私たちはネオンきらめく、新宿・歌舞伎町の歓楽街にいた。言葉巧みに彼女を操り、1500万円もの借金を負わせたホストが働くクラブから、わずか数百メートルの距離だ。この街の性産業を牛耳るヤクザの事務所からもそれほど離れてはいない。 ユウはホスト

    ホストに洗脳されて「マカオで売春」…被害女性が恐るべき手口を語る | 新宿・歌舞伎町で搾取される少女たち
  • イーロン・マスクも服用する「うつ病治療」の薬物「ケタミン」を試してみた | スコット・ギャロウェイ「デジタル経済の先にあるもの」

    この記事は、ベストセラーとなった『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者で、ニューヨーク大学スターン経営大学院の経営学者であるスコット・ギャロウェイによる連載「デジタル経済の先にあるもの」です。月に4回お届けしています。 数週間前、ケタミン療法を体験した。ポッドキャスト「Pivot」と「Prof G Pod」でそれについて話したところ、友人や知らない人、そしてメディアからの問い合わせが殺到している。 私はこの体験に関する自分の認識が、どのように進化/成熟/拡張(適切な言葉が見つからなかった)していくのかまずは静観し、ダニエル・カーネマンの助言に従い「遅い思考」を活用したいと思っていた。 また、私が体験した治療法の背景と技術について、そして大勢の人々が様々な状況で使うようになった薬物について、調べてみたくなった。ともあれ、私のケタミン療法体験についてお話ししよう。 麻酔薬

    イーロン・マスクも服用する「うつ病治療」の薬物「ケタミン」を試してみた | スコット・ギャロウェイ「デジタル経済の先にあるもの」
  • “EV移行の勝者”BMW「色と同じように動力源も選べるようにすべき」 | 老舗のブランド力と技術力が強みに

    老舗の自動車企業がEV移行に苦戦するなか、売り上げを伸ばしているのがドイツの高級車メーカーBMWだ。成長の礎となっているブランド力と技術力、そしてその巧みなビジネス戦略を米紙「ニューヨーク・タイムズ」が取材した。 老舗メーカーの「希望の光」 ドイツ南部の都市ミュンヘンにあるBMWの工場を訪れると、ロボット溶接機の火花を浴びながら組み立てラインを流れる車体が見えた。 それが電気自動車(EV)なのか、ガソリン車なのか、一見しただけでは区別がつかない。多くの専門家によると、これは芳しくない状況だ。 BMWのEVはガソリン車と同じ組み立てラインで製造されており、外観も似ている。4車種(EV、ハイブリッド車、ガソリン車、ディーゼル車)に同じ基ボディを使用するというこの手法は、「奇妙で非効率的な妥協案」と言われてきた。一部の老舗自動車メーカーにとっては、EVだけを生産するテスラや中国の新興メーカーに

    “EV移行の勝者”BMW「色と同じように動力源も選べるようにすべき」 | 老舗のブランド力と技術力が強みに
  • アラン・ドロン事件の真相は─告訴された日本人女性「ヒロミ」の告白 | 彼女はただの「同居人」か、疎まれ軽視された「伴侶」なのか

    ヒロミ・ロラン(66)は、いまも打ちひしがれた様子だ。私たちがこの女性と最初に会ったのは2023年11月、パリにあるこの女性の弁護士の事務所でのことだった。 アラン・ドロンの3人の子供の一致団結した行動によってヒロミがKOされたのは、2023年7月5日だった。それ以降、ヒロミはいまもまだ立ち直れていない。一方、アラン・ドロンの子供たちのほうも、もともと悪かった仲が、その後さらに険悪なり、もう2度と3人が一緒に行動することはないと思えるほどだ。いずれにせよ、ヒロミはあの日以来、自分の人生を生きている気がしないという。 「もう一度、アラン(・ドロン)に会いたいんです。それができないなんて信じられません。私は彼に会えなくて寂しいですし、彼も私と会えなくて寂しいのだと思います。私がどこに行ったのか、なぜいなくなったのかが気になっているはずです。もう一度、アランと会う。その希望に私の全人生を託してい

    アラン・ドロン事件の真相は─告訴された日本人女性「ヒロミ」の告白 | 彼女はただの「同居人」か、疎まれ軽視された「伴侶」なのか
  • 「水素エネルギーの現状って、実際はどうなってるの?」専門家が解説 | 日本やブラジル、サウジなどで問題が噴出

    コロンビア大学国際公共政策大学院グローバル・エネルギー政策センターの研究者アンヌ=ソフィー・コルボーによると、低炭素水素の生産プロジェクトで具体的に進展しているところは少ないという。コルボーが低炭素水素の現状を解説する。 ──天然ガスや化石燃料はグローバルに取引されていますが、水素もこれからグローバルに取引されるようになるのですか。 正直な話をすると、低炭素水素関連のプロジェクトで具体的な進展があるものは少ないです。2021年に数多くのコンサルティング会社や機関が低炭素水素を奇跡の解決策として売り込みましたが、そこまで話が単純でなかったのは明らかです。 日やブラジル、サウジアラビアの人たちと話をしていますが、どこも同じ問題が出てきています。エネルギー資源としての水素はコストが高く、そのせいで需要が充分に生まれない問題があるのです。 グリーン水素のプロジェクトをきちんと進めていくには、数ギ

    「水素エネルギーの現状って、実際はどうなってるの?」専門家が解説 | 日本やブラジル、サウジなどで問題が噴出
  • 同じプールで泳ぐイスラエルとパレスチナの若者たちが選んだ「共生の道」 | 10月7日、友情は大きく試された

    イスラエルとハマスの戦闘が始まってから半年が経つが、いまだ収束への道筋は見えない。 エルサレムにある水泳クラブでは、イスラエル人とパレスチナ人の若き水泳選手たちが信仰の違いを超えて、同じプールで練習してきた。 しかし戦闘開始によって、そんな彼らの強い友情が試されることに──米紙「ニューヨーク・タイムズ」が彼らの複雑な心中に迫っていた。 「あの日の攻撃」を境に プールに政治をもちこまないこと。この暗黙のルールがエルサレムの水泳クラブに通うイスラエル人とパレスチナ人の若者を知らず知らずのうちに守ってきた。 同クラブの若きメンバーたちは、それぞれ西エルサレムと東エルサレムに別れて生活している。週6日は午後になると、Y.M.C.A施設内にある水泳クラブに集合する。2時間の練習後は、みんな一斉にジャグジーに飛び込み、ふざけたり冗談を言い合ったりして1日を終えるのがお決まりだ。

    同じプールで泳ぐイスラエルとパレスチナの若者たちが選んだ「共生の道」 | 10月7日、友情は大きく試された
  • 「不気味な“人口減少実験室”ニッポンで、いま起きていること」を仏紙が列挙 | 日本はもう「消滅した星」なのだろうか

    ちょうど50年前、日は世界で最初に出生率が人口置換水準を下回った。それ以来、頑なに移民の受け入れを拒否し続けた結果、この国はいま、世界にとって「混じりけがない人口減少」のサンプルになっている。 「この区画分けした芝生が、集合住宅のようなものだと想像してみてください」。そう話す井上治代(いのうえ・はるよ)は、死後の住宅の管理人だ。 井上が代表を務めるNPO法人「エンディングセンター」は、孤独な日人の生前と死後の支援をしている。このセンターの墓地は一ヵ所ごとに数百人を受け入れていて、亡くなった会員はそこで死後、再会することになる。いわば目に見えない小さな分譲地を割り当てられているのである。 桜の木が茂る美しい墓地を前にして、井上は「死の助産師のようなものが必要なのかもしれません」と哲学的なことを言う。 日の人口減少がどのようなものか、その必然的な結果として、生ける者がどれほど孤独に取り巻

    「不気味な“人口減少実験室”ニッポンで、いま起きていること」を仏紙が列挙 | 日本はもう「消滅した星」なのだろうか