テレビゲームを試す高齢女性(2015年4月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/GUILLAUME SOUVANT 【11月17日 AFP】コンピューターゲームは、高齢になっても頭の回転を保つ助けになるだろうか──。最新の研究結果では、視覚刺激への反応を求める特定のゲームでトレーニングを積むことにより、認知症の発症リスクが29%低下する可能性が示唆された。専門家らは、この結果に期待を寄せつつも、関連性を裏づけるにはさらに研究を重ねる必要があるとの見方を示している。 2800人以上を対象とした無作為化臨床試験に基づく今回の研究では、いわゆる「脳トレゲーム」が使用された。研究は、米国立衛生研究所(NIH)が資金提供した。 この脳トレゲームは、画面中央に表示される物体を識別しながら、同じタイミングで周辺部に表示される別の物体の位置を把握する内容となっている。ユーザーが上達してレベルが上がるにつれ、
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