1970年代末期、電源を入れるとBASICがすぐに使えるようなオールインワンパッケージの8 bitコンピュータがいくつも台頭してきました。それ以前は、S-100 busシステムの時代で、筐体、CPUボード、メモリボード、I/Oボード、入出力装置、外部記憶装置などの各モジュールを寄せ集めて、その上でBASICとかアセンブラとか他の高級言語なんかでプログラミングを行うのが、一般的なパーソナルコンピュータのイメージでした(特にアメリカでは)。しかし1970年代末期にはCPUもメモリも電源もキーボードやCRT表示用の回路まで、単一の、比較的コンパクトなタイプライタ風の筐体の中に納められたコンピュータがいくつも発売され、主流になりつつありました。SOLとかTRS-80のように80系のプロセッサを搭載したモデルもありましたが、Apple社のAPPLE IIやCommodore社のPET-2001などは