「黒人である私は可哀想、といった話はもうたくさん」──モデル界きっての才女、アデスワ・アイゲウィが目指すアフリカ。【戦うモデルたち】 16歳で医学部に入り、NASAでインターンシップを経験した後、世界のスーパーモデルとなった異色の経歴を持つ才女、アデスワ・アイゲウィ。今ではシャネル(CHANEL)をはじめ数多くの一流ブランドのモデルとして活躍する傍ら、映画監督としてのキャリアも歩み始めた。「黒人のアンバサダー」という役割を自らに課し、ファッション業界の人種差別をなくすべく取り組む彼女の挑戦は始まったばかりだ。