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ブックマーク / satoshi.blogs.com (38)

  • NTTの株価総額が世界一だった時に、Microsoftに転職した理由

    「6年勤めたNTT退職しました」という記事が、注目を浴びているようですが、この筆者が NTT を辞めた理由が、私が32年前(1986年)に NTT を辞めた理由とあまり変わらないのに、少々驚きました。 私が NTT を辞めた件に関しては、これまで色々なところで話しては来たのですが、まとまって文章にしたことがなかったので、これを機会に書くことにしました。普段ならメルマガ(週刊 Life is beautiful)の読者限定で書くところですが、今回だけは、出来るだけ多くの人に読んで欲しいので、ブログ記事として公開します。 当時、NTTは電電公社から民営化したばかりで、1985年に入社した私は、NTTとしては第1期生でした。大学は、早稲田の理工学部電子通信学科で、修士課程まで行きました(当時は、情報学科はまだ独立しておらず、電子通信学科がソフトウェアとハードウェアの両方をカバーしていました)。

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    yamifuu 2018/11/28
  • そしてスティーブ・ジョブズは伝説の人となった

    CNetにGuy Kawasakiの "What I learned from Steve Jobs" という文章が出ているので一読をおすすめする。12項目のメッセージを簡単に解説するとこうなる。 評論家と呼ばれる人たちは実は何も分かっていない。彼らに耳を傾ける必要はあるが、振り回されてはいけない 顧客に何が欲しいかをたずねても答えは見つからない 不連続な変化を起こせ 難しいことにチャレンジするからこそすばらしい仕事ができる デザインへの徹底的なこだわりが違いを生み出す プレゼンの時には大きなフォントと大きな画像を使え 間違いに気がついたら恥じらいもなく方向転換をしろ 「価値」は「価格」とは違う 優秀な人材は自分より優秀な人材を雇いたがる。だめな人材はもっとだめな人材を雇いたがる 当のCEOは、自分自身で商品のデモをする 会社に必要なのは「研究者」ではなく「エンジニア」だ 「個性的」でか

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    yamifuu 2011/10/11
  • いきなり Apple との契約違反をしてしまった au

    ついに、auからiPhone5が発売されることになったという記事が日経新聞に掲載された(参照)。 KDDI(au)が米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を2012年初めにも発売する。扱うのは10月に全世界で発売される最新型の「iPhone5(仮称)」。日でアイフォーンはソフトバンクモバイルが事実上独占販売してきたが、これが崩れる。日の携帯電話会社の勢力図が再び大きく塗り替わる可能性がある。 iPhoneアプリの開発者としては喜ばしいばかりだが、この発表、いくつか不思議な点がある。 一つ目は、10月にiPhone5が発売されるということは、多くのアップルファンにとっては99.9%確実な周知の事実ではありながらも、公式には現時点では「噂」でしかないという事実。Appleほど新製品の発表に関する情報をコントロールする会社はなく、こんな風に携帯電話会社に

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    yamifuu 2011/09/23
  • 東京電力を破産させられないような国ではベンチャー企業は育たない

    ウォールストリート・ジャーナルは、「自由主義経済の国であれば、東電は破産させた上で被害者を救済するのが当然なのに、東電という会社を救済しようとしている日はやはり社会主義」と痛烈に批判している(参照)。 私自身、昔から「日は自由主義経済の衣をかぶった社会主義」だとは思って来たが、この何かというと「大企業や既得権者を守る」姿勢が、「大企業の正社員とそれ以外」という社会の二重構造を生み、経営陣の「逃げ切りメンタリティ」を助長し、来ならば国の発展の原動力となるべき「ベンチャー企業」の活躍を阻止していることは注目に値する。 日政府は、ときどき思い出した様に形だけの「ベンチャー支援」のようなものをするが、ベンチャー・ビジネスを活性化するのに最も大切なものは、国からの支援なんかではなく、「自由競争」である。日では、既得権者が官僚と癒着して、さまざな規制や免許制度で市場への参入障壁を高くしてベン

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    yamifuu 2011/05/20
  • エンジニアから見た原発

    典型的な「理科系少年」として育った私にとっては、原子力発電は宇宙旅行人工知能とならぶ「人類の英知を集めた科学技術の結晶」であり、あこがれでもあった。ブルーバックスの相対性理論に関するはすべて読んだし、アインシュタインの書いた e=mc2 という式は私にとってはまさに「人類の英知」を象徴するシンボルであった。高校時代の前半までは、自分は物理学者になると確信していたぐらいだ。ひょんなきっかけからコンピューターの世界に足を踏み入れ、ソフトウェア・エンジニアとしての道を歩むことになったが、科学技術全般に対する情熱は今でも持っている。 そんな私なので、今までは当然のように「原子力発電」の支持者であった。資源の乏しい日にとって「石油が不要で、二酸化炭素を放出しないクリーンな原子力発電」こそ日にふさわしい発電方法であると信じていたし、自動車・エレクトロニクスに続く輸出産業としての原子力に期待もし

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    yamifuu 2011/04/03
  • なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作ってもだめなのか

    先日のエントリー「Androidタブレットはヨドバシカメラの『Androidタブレットコーナー』に横並びにされた時点で負けだ」には、例によって賛否両論のさまざまなフィードバックがよせられたが、否定的な意見の大部分は以下のようなもの。 何故負けなのかがあまりイメージ出来ないなあ。描かれている様子はAndroidが盛況を博しているものにしか見えない。 PCメーカーが「何のためにWintel」と考えてるとは思えないし、スマホやタブレットで「何のためのAndroid」って問いに意味があるとも思わない。 すでにそんな現状の Windows PC でも一定の利益は出ているのだから、Android タブレットも負けではあるまい。 歴史に学ぶとするなら、iPhone/iPadMachintosh だとすれば、Android機はPC/AT互換機なんだと思う。ただ、「Windowsなのでどれも使い勝手は

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    yamifuu 2011/01/18
  • 日本のケータイが「ガラパゴス化」した本当の理由

    「ガラパゴス」という言葉が今年の流行語大賞の候補に選ばれたということを聞いていたので、密かに受賞しないかと期待していたのだが、残念ながら大賞は逃したようだ(もし大賞に選ばれていたら、私が受賞することになったのかどうかの疑問はこれで解けずに終わってしまった)。しかし、この言葉をずいぶん前から使っている私としては、この言葉が一人歩きしているようでなんとも言えない気持ちなのでひと言。 まず最初に断っておくと、私が2001年のCTIA(米国の携帯電話業界で一番大きなカンファレンス)のスピーチでこの言葉を使った時は、単に日という「単一民族で、国民の大半の生活レベルが同じで、家電とか携帯電話のようなガジェットに流れるお金が比較的多い」という特殊な環境で、iモードを中心に「ケータイ・ライフスタイル」が異常なスピードで進化をとげていることを表して、「ガラパゴス現象」と呼んだだけのこと。決してネガティブな

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    yamifuu 2010/12/31
  • iPadのインパクト、私の予想8

    iPadの米国でのローンチまで10日となったわけだが、色々と思うことがあるので書いてみる。 予測1:4月3日のローンチは成功する これは99.9%確実である。この手のデバイスのローンチには、(1)開発者に魅力的なプラットフォームを提供してアプリを作らせ、(2)ブロガーの興味をそそって発売前からせっせとブログエントリーを書かせ、(3)アーリーアダプターの心をくすぐって注文予約させれば良いのだが、まさにその戦略に100%ハマっている私がここにいる(笑)。 先日のエントリーで書いた様に、開発者としては、iPad用のクラウド棚付きeBookリーダー「Cloud Readers」をすでにAppleに審査のために提出済みである。ブロガーとしてはこのエントリーも含めてiPadに関しては何度も書いて来ているし、当然アーリーアダプターとしてiPadはオンラインで注文してある。Appleから表彰状をもらいた

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    yamifuu 2010/03/25
  • 誰にでも分かる「クラウド」

    ここの所、「クラウド」という言葉が一人歩きしているようなので、言葉の定義を明確にして業界関係者間のコミュニケーションをスムーズにすることを試みてみたい。 クラウド・コンピューティング もともとは、すべての計算をクライアント側で行う「デスクトップ・コンピューティング」に対して、(しばしば雲の形で図式化される)ネット上のサーバー側で計算してしまうことを表すために生まれた言葉。しかし、後述の「クラウド・サービス」の普及とともに狭義・広義・誤用・バズワード化が進み、今や「ユビキタス」と同じぐらい使っている人によって意味が異なる言葉になりつつあるので要注意。 クラウド・サービス アマゾンのec2、GoogleのApp Engineのようにサーバーの能力を従量課金方式で提供するサービスのこと。自社サーバーやレンタルサーバーと比べて、初期投資の面でもスケーラビリティの面でも優れていることが特徴。 クラウ

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    yamifuu 2009/12/19
  • GoogleはなぜAndroidやChrome OSを無料で配布するのか?

    先週「Androidと家電」というタイトルで講演をさせていただいた私だが、そのプレゼンのキーポイントは、「なぜGoogleAndroidを無料で配布するのか?」。それを私なりに説明するための資料として作ったスライドが以下の二枚。 まずこれは、MicrosoftとIntelがパソコン・ビジネスを育てるためにした「コモディティ戦略」を図式化したもの。IntelとMicrosoftで協力してCPUとOSを部品化・規格化することにより、誰でもパソコンを作れる様にしたのがそれ。これにより、パソコン・ビジネスへの参入障壁が減り、パソコン・メーカーが乱立。差別化がしにくい部分(つまりIntelとMicrosoftがほぼ独占的に提供するCPUとOS以外の部分)で激しいコスト競争が起こり、パソコンのコモディティ化が一気に進んだのは皆さんの記憶にも新しいはず。 特筆すべきなのは、MicrosoftもInte

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    yamifuu 2009/12/07
  • アップルの30年ロードマップ

    昨日、日経BP主催のAndroidに関するセミナーで講演+パネルディスカッションをしたのだが、パネルディスカッションを一緒にさせていただいた、日通信の福田尚久氏との話(特に、楽屋に戻ってからの非公開の話)が興味深かった。 福田氏は、スティーブ・ジョブズがAppleに戻り、Microsoftからの資金調達、iPodのリリース、アップル直営店の展開、という今のAppleの成功の基盤となる「奇跡の復活」を遂げた時期にジョブズの側近として活躍した人。 彼に言わせると、今のAppleのビジネス戦略は、倒産寸前だった97年当時に作った「30年ロードマップ」に書かれた通りのシナリオを描いているという。 もちろん、具体的な内容は企業秘密でもあるので直接聞き出すことはできなかったが、ここ12年の間にアップルが出して来たもの(iPod, iTunes, iPhone, Apple TV, Safari, O

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    yamifuu 2009/12/05
  • 高速道路無料化をするなら「エコカーのみ無料」にすべき

    題名だけで私が何を伝えたいかはほぼ理解していただけると思うが、私としては、高速道路の全面無料化には、 今後の日経済にとってプラスになるとは思えない 環境に優しくない さらなる渋滞をまねく その財源がどこにあるのか不透明 という理由で反対。どうせやるのであれば「エコカーとして国から認定された車のみ無料」とすべきだと思う。これにより、 日の消費者の間でエコカーの人気が上がる →日の自動車メーカーのエコカーへの開発投資意欲が上がる →日にエコカー関連の知的財産が蓄積する →日の自動車メーカーの海外での競争力が増す →日の景気が良くなる という相乗効果を狙う。財源はガソリン税および無料対象外の車の高速道路使用料金を当てる。 さらに、エコカーの基準を毎年厳しくすることにより、「日で自動車メーカーを経営しようとしたら、毎年厳しくなる環境基準をクリアする車を作りつづけない限りやっていけない

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    yamifuu 2009/11/24
  • DellのAndroidケータイが意味するもの

    CNet/WSJにも書かれていたが(参照)、DellAndroidを使ったスマートフォンのリリースに向けて着々と準備を進めているらしい。 Microsoft/Intel連合がOSとチップセットという組み合わせでパソコンビジネス(ハード)への参入障壁を極端に低くし、大量の新規参入組と自然淘汰により一気にパソコンの低価格化・コモディテぃ化が進んだことは記憶に新しいと思うが、それと同じような波がようやく携帯電話の世界に押し寄せて来ている。 ここに来てはっきりと見えて来たことがいくつかある。 Androidにより参入障壁が大幅にさがり、中国台湾韓国などからメーカーが大量に参入してくる そういったメーカーに製造をまかせ、自分はデザインとブランドだけで勝負する企業も参戦する(Dellはだぶんここに位置することになる) スマートフォンとそれ以外の境があいまいになり、フルブラウザーを搭載するのがあた

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    yamifuu 2009/10/08
  • Life is beautiful: Google Chromeに関してひとこと

    今回Googleが発表したウェブ・ブラウザー、Google Chromeは、ひと言で言えば、「安定度・安全度を高めるために、それぞれのタブを別プロセスで走らせるタブ・ブラウザー」である。 95年にIE3.0を設計した時には、タブのコンセプトも存在せず、セキュリティの問題もそれほど強く意識していなかったので、ウィンドウごとに1スレッドを割り当てたマルチ・スレッドを選択した訳だが、ここまでウェブ・アプリケーションが重要になってくると、マルチ・プロセスに移行するのは当然。特定のページ上でのJavaScriptの挙動がおかしくなったからと言って、ブラウザーすべてが落ちてしまう今までの設計が異常。 一つのウィンドウ下で管理させるそれぞれのタブにプロセスを割り当てる、一般的に一つのウィンドウに一つのプロセスやスレッドを割り当てる通常のGUIアプリケーションとは異なるが、ユーザー・モデルとリソース管理は

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    yamifuu 2008/09/03
  • Life is beautiful: 自分で考える前にググっていませんか?

    つい先日、興味深い話を聞いた。ある大学の授業で「デジタル・コンテンツ・ビジネス」というテーマで小論文を宿題として書かせたところ、同じような内容の小論文ばかりが集まったという。その原因を調べたところ、「デジタル コンテンツ ビジネス」のキーワードでググると上位に来る私の過去のエントリーの内容がほぼ丸写しにされていたという。 日の学生の勉強に対する態度なんてそんなものなのかも知れないが(それはそれで憂うべき話だがその話は別の機会に)、少し心配になるのがどんな気持ちでその手の「コピペ」をしているのか、という点である。確信犯的に「徹底的に手を抜きたいからコピペしているだけ」ならまだ許せる。私が問題視するのは「自分で考える前にまずググる」習慣であり、「ググれば答えが見つかるにちがいない」という錯覚である。 暗黒時代とも呼ばれる中世ヨーロッパで科学の進歩があんなにも長い間低迷した原因の一つは、あの時

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    yamifuu 2008/06/19
  • ジョブズの目標はWal-martを抜いて業界一位になるなんて低いところにはない

    「BSやCSができたときや、キャプテンシステムや音声多重放送など、新メディアが出てくるたび、『クリエイターの仕事が増えて引く手あまたになると言われたが、過去1回も、そんな経験はない」(堀さん)...堀さんは「コンテンツのデフレスパイラルが起きている」と指摘する。「例えばテレビの場合、設備投資が増した分、制作費が落ち、番組は横並びになる。しかしスポンサーは数字(視聴率)を求めるから、“分かりにくい番組”が淘汰される。分かりやすく作るからつまらなくなる」【「日のコンテンツ、ネットのせいで沈む」とホリプロ社長 (1/2) - ITmedia Newsより引用】 堀さんの言っていることはとても良く理解出来る。ネットに限らず、コンテンツの流通チャネル(メディアと呼んでも良い)が増えると、チャネルごとの絶対量が減るために、従来型の数で稼ぐ広告ビジネスがなりたたなくなるのだ。 「巨人・大鵬・卵焼き」と

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    yamifuu 2008/03/28
  • 「普通そういうことしないよ」という言葉の暴力

    先日の海部さんとの対談のビデオがYoutubeに上がったので、その中から私が海部さんの(パラダイス鎖国)の中に出て来る「プチ変人」が受ける言葉の暴力について語ったくだりを紹介。 ちなみに、「プチ変人」とはスティーブ・ジョブズやアインシュタインのような「何をやっても許される大変人」と「ごく普通の人」の間に存在する無数の「何か新しいものを生み出すユニークな力は持っているけど、何をやっても許されるほどはまだ実績がない人々」のこと。 そんな「プチ変人」たちが人と違うことをしようとすると必ず投げかけられるのが「普通そういうことしないよ」「そんなことやってもうまくいかないよ」という言葉の暴力。スティーブ・ジョブズだってアインシュタインだって、最初は「誰も知らないプチ変人」だったわけで。そんな暴力に負けていてはイノベーションは起こせないぞ、と。 こんにちわ。 いつも楽しく拝見させていただいております。

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    yamifuu 2008/03/24
  • 甘すぎる上場基準の話

    ここ数年、年間のIPO企業は200社近いが、そのうち投資できる企業はせいぜい20社程度だ。問題のある企業が株式公開されて、その後株価が急落することで多くの投資家は損を受けてきた。...実力がないのに創業者利益だけを追求する企業、IPOの実績を積みたい証券会社、IPO企業の数を競う新興市場、これらが一体となってパブリック企業たる資格がないような企業を公開させている【インタビュー:日に新興株式市場は一つでいい=JPモルガン・アセット 太田氏 | Reutersより引用】 日の甘すぎる上場基準を見ていてどうも納得できないと感じていたのは私だけではないはずだが(「21世紀の錬金術:Web2.0バブルで一儲けする方法」参照)、こうやって専門家の口からはっきりと指摘してもらえるととてもすっきりする。 日にはもともと「株で儲けようなんて欲の皮の突っ張った奴が損をしても同情することはない」という発想

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    yamifuu 2008/03/02
  • 絶対にテレビをあきらめないパナソニック

    2007年度の松下の薄型テレビ販売台数は目標の900万台は未達となる見込み。プラズマ陣営の脆弱さから形勢不利に立たされた松下は、後発のハンディをものともせず液晶に集中投資する。その攻勢を、競合メーカー幹部は、「絶対にテレビを諦めないという執念は恐ろしい」と警戒する。液晶テレビ市場に波乱が待ち受けている。【プラズマから液晶へ!松下電器が「液晶」傾斜へと戦略転換|Close Up|ダイヤモンド・オンラインより引用】 実質的にパナソニック(=松下電器)一社が支える形になっているプラズマ・テレビは、各社が製造技術を競い合う液晶テレビと比べてeconomy of scale(大量に作ることにより製造コストが下がる効果)が低く、結局パナソニックまでが液晶事業に気で乗り出すしかなくなった、というのがこの記事の内容。 ここで引用されている「絶対にテレビを諦めないという執念」の話は、この一時的な戦略変更に

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    yamifuu 2008/03/01
  • Life is beautiful: ベンチャー企業の経営者に一番必要な能力は?

    シアトルの新聞社Seattle PIにVenture Blogというベンチャー企業をテーマにしたブログを書くJohn Cookという人がいる。その人とたまたま話す機会があったので、以前から聞きたかった質問を投げかけてみた。 私「せっかく良いアイデアを持っていたり、すばらしい技術を持っているのに、投資家からお金を集められずに消えて行くベンチャー企業って沢山あるよね。何とかしてあげることはできないのかな?」 John「それは必要ないと思うな。ベンチャー企業の経営者に一番大切な能力は、『必要なものは何とかして手に入れてしまう能力』だよ。起業資金ぐらい自分で集められない起業家に、ベンチャー企業が経営できるとは思えない。」 確かにJohnの言う通りである。ベンチャーの生き残り合戦は、ダーウィンの適者生存の法則がそのまま当てはまる世界。自然淘汰のプロセスは資金集めの段階から既に始まっている。だから手を

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    yamifuu 2008/02/22