「プログラマが知るべき97のこと」の14個目のエピソードは、コードレビューに関する話です。コードレビューの目的は「コードの品質を上げ、欠陥を減らすため」と考えがちですが、それと同じ程度に「チーム全員に同じ知識を共有させること、またコーディングにおいて全員が守るべきガイドラインを確立すること」が大切であると書かれています。 残念な事に、誰もがコードレビューが重要なことを理解している一方で、適切な形で開発プロセスにコードレビューが組み込まれているケースは希です。全コードをレビューしたとしても、バグが発生した時の言い訳にはなりますが、非常に時間を使うことになり通常は費用対効果は低くなります*1。また、レビューを組み込まなければ、各プログラマが好き勝手に実装することになります。それはそれで1つのスタイルかもしれませんが、コーディングスタイルを揃えて可読性を高める事はできませんし、経験の浅いプログラ
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