こんにちは。検索・編成部の原島です。 大学の研究者にお会いすると、「クックパッドのデータを研究に使用したいんですが...」と相談されることがあります。料理に関する研究をしているけれど、実際のデータがないため、なかなか研究が進まないという相談です。 料理に関する研究が進まないのは、クックパッドにとっても残念なことです。これらの研究は、クックパッドのサービスを改善するための「芽」でもあります。データがないだけで芽が育たないのは、非常に悲しい話です。 このような現状を打破するため、本日から、クックパッドのデータを研究者に公開します。このエントリでは、我々が準備してきたデータ公開の仕様について QA 形式で解説します。 誰が利用できるの? 申請していただいた研究者です。ただし、公的機関(e.g. 大学、独立行政法人)の研究者に限ります。申請時には、クックパッドと国立情報学研究所(後述)による審査が
初めまして、インフラストラクチャー部の加藤 (@EugeneK) です。 クックパッドでは現在178万ものレシピが公開されていますが、目的のレシピを探すために検索機能を提供しています。 今回は検索機能の裏側の仕組みについて、インフラストラクチャーの観点からお話ししようと思います。 全ての検索機能を支えるSolrと周辺のアーキテクチャ クックパッドにはレシピの検索だけでなく様々な検索機能がありますが、その全てはSolrを活用して実装されています。 以前はMySQL Tritonnによる全文検索機能を使用していましたが、2011年頃からSolrに切り替わりました。 クックパッドではSolrをマスタ - スレーブ構成にすることで冗長性と負荷分散を実現しています。以下の構成図をご覧ください。 マスタとスレーブの間には、リピータと呼ばれる検索インデックスを中継するためだけの役割のサーバがいます。この
「食と機械学習」のコラボレーションをできないかと最近常々考えています。例えば、「地球上に存在する全ての料理本を何らかのアルゴリズムに入力し、人間にとって『美味しい』レシピとはどういう特徴を持つかを学習し、今まで人類が食べたことのないような斬新なレシピを自動生成する」ことが出来たとしたら素晴らしいとは思いませんか? レシピの自動生成はさすがに難しそうなので、今回は人気になるレシピに共通する特徴は何かという問いに答えることを目標とします。具体的には、Cookpadのレシピが与えられたとして、そのつくれぽ数を予測する問題に挑戦してみます。レシピが人気になるか否かの要因としては、どういう材料を使用するか、レシピがどれだけ健康的か、またどれだけ手軽に調理できるかなど様々な要因が考えられますが、今回特に興味があるのはレシピの名前や紹介文などの文章の言葉遣いがそのレシピの人気度にどのような影響を及ぼすか
2月初め、「クックパッド」のiPhoneアプリが新しくなった。従来は、検索機能中心のシンプルなアプリだったが、新アプリはレシピ提案機能などを充実させた多機能でモダンデザイン。Web業界では好評で、絶賛するニュースメディアやブログも多かった。 だが、ユーザーがApp Storeに投稿したレビューは辛らつだった。「前の方が良かった」「使いづらい」など酷評が集中。「☆」1つの評価が大量に投稿され、“炎上”状態になっていた。 その後のバージョンアップなどで徐々に評価は戻っており、最新バージョンでは「☆4」や「☆5」の評価も増えてきた。だが、最初のバージョンアップ時に多くのユーザーが低評価を投稿したため、全評価の合計を見ると、3月末現在でも、「☆1」が大多数のままだ。 思わぬ反応に、クックパッドの橋本健太CTOは「メジャーバージョンアップで完成ではない。これからがスタート。改善を繰り返していきたい」
"改めて「ユーザー目線」の重要さを考える~クックパッドのアップデート時におけるレビュー悪化に学ぶ~ - 儲かるWEBサービスのネタの種"を読んで、アップデートに気づいてなかったので早速アップデートして、ざっと触ってみた。 注:ちなみに僕は日常的なクックパッドユーザー(無料会員)。昨今は作るの野菜炒めばっかなので新ネタは無いけど、レシピも公開してる(securecatのキッチン)。 長期的ユーザビリティというか、慣れの問題っていうのはもちろんあるわけだから、これからずっと使っていけば特に気にならなくなるのだろうけども(不満な部分も「ま、そういうもんだ」と思ってしまうようになる等)、ざっと触った感じだと、イマイチかなあと思った。 以下に勢いで、その辺の所感を述べておく。 最初の画面 ヘッダーナビゲーションの真ん中の「おすすめレシピ」をタップした時のダイアログがうざい。無料会員なので。プレミアム
出典:日経コンピュータ 2012年4月12日号 pp.72-76 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) オンラインレシピサービスのクックパッドが、同社のサービスインフラをクラウド「Amazon Web Services(AWS)」に全面移行した。サービスの利用動向には大きな季節変動があり、これまで過剰なIT投資を強いられていた。クラウドによりIT投資から解放されると同時に、試作を重ねながらサービスを改善する「リーンスタートアップ」の実践に弾みを付けた。 2月13日。「バレンタインデー」の前日に、クックパッドのシステム負荷は1年で最も高くなる。手作りチョコレートなどのレシピを求めて、ユーザーが殺到するからだ。この日のアプリケーションサーバーへのリクエスト数は、最大で毎秒5000件。負荷は通常時の数倍に達する。 クックパッドのインフラチームにとって、毎年2月13日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く