新しいネットの情報に耳ざといアルファブロガーの間で、昨年冬からにわかに話題となっているサービスがある。それが、英語学習ソーシャルネットワーク「iKnow!」(関連サイト)だ。FlashやAjaxなどをうまく利用したサイトのデザインは評価が高く、気軽に学習できるユーザビリティーの高さから「こういうサービスが欲しかった」「10年ぶりに英語学習を再開した」という声が多数聞かれる。
![やる気にさせる英語学習SNS「iKnow」の意外な素顔 (1/6)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/63767ce3046fafecc86d876766f66f2ceba3e82d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2008%2F02%2F21%2F1564566%2Fl%2Fb9baa0337843e4dc.jpg%3F20200122)
お会いするのは何年かぶりだから、さすがにちょっと老けたかなと思った。でも、せっかちに歩く姿も、甲高い声で熱く語る姿も、昔とちっともかわらない。「1993年からだから、ずいぶん長いですよね」。そう言われて指を折ってみれば15年。その間に、何度も彼に会い、語り、彼と彼の成果について実に多くの記事を書いてきた。 彼とは、中村修二氏のことである。最初に出会ったとき彼は、地方の中小企業に勤務する一技術者だった。ところが、1年も経たないうちに、カリスマ研究者と呼ばれるようになり、やがて「日本としては初めての企業人ノーベル賞候補」と目されるようになる。その彼から「会社を辞める」という連絡をもらったのは、1999年末のこと。地方企業の技術者から米有名大学の教授へと転身し、一躍全国区のヒーローになった。 その彼が古巣の会社からトレードシークレットで訴えられ、その反訴というかたちで、いわゆる「中村裁判」が始ま
SIにおける会計処理に「工事進行基準」を適用する----このIT業界最大の課題に対して、私は何度も警鐘を鳴らしてきたが、ようやく大手SIerやシステム子会社、それにユーザー企業の間で大きな関心事になり始めている。適用まであと1年以上あるので、まずはやれやれだが、ちょっと気になることが出てきた。それは、多くの人が工事進行基準の適用をマスト(must)と思っていることだ。 実は2009年4月以降も、SIに必ずしも工事進行基準を適用しなくてもいいのである。つまり「工事進行基準が適用できるものについては適用する」であって、逆に言うと、適用できないものについては適用しなくていいのである。こう書くと、「ちょっと待った! あれだけ工事進行基準の適用に迫られるIT業界などと騒いでおきながら、今さら何だ!」との非難の声が聞こえてきそうである。説明すると、こうだ。 SIに工事進行基準を適用する前提は、システム
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