筆者は今ロサンゼルスに住んでいて、朝夕の高速道路の大渋滞によく悩まされてるんだけど、この状況は東京の首都高でも相変わらずなんじゃないかと思う。 たぶん東京よりクルマの台数も多いんだろうけど、ロサンゼルスの高速道路は首都高よりも全然車線数も多いし、料金所もないっていうのに、なんでああなっちゃうんだろう、とかっていつも不思議だったのだ。 昔は、渋滞は「ボトルネック」と呼ばれる何らかの直接的な要因によって引き起こされるものだと考えられていた。つまり、坂、車線の合流や減少、もしくは事故といったものだ。 でも実際には、そういう原因が見あたらない場所でも、渋滞は頻繁に起こると考えられている。 つまり、筆者の疑問ははなから見当違いだったんだよね。だって、「渋滞は走っているクルマの台数が増えて、道路上の密度が増せば、他に原因がなくても自然に発生する」ってことらしいんだから。 実は先日、それを実際に実験して