風で起こした電気で水を分解し水素を取り出し、その水素を燃料電池に供給することで、熱・電気を安定的に得る…。我々はこの夢のようなシステムを市民憩いの場である稚内公園ゲストハウスにて現実のものとしました。現在は、このゲストハウスを「新エネルギーサテライト」と命名し、小中学生の環境総合学習や市民に広く開放しています。 日本初のメガワット級大規模太陽光発電の誘致にとりくみ、平成18年にそれを現実のものとしました。我々は、こうした新エネルギー導入による二酸化炭素削減はもちろん、売電益等を基金とした市民による更なる温暖化対策推進をも目標としています。この大規模太陽光発電は、市民を巻き込んだ温暖化対策最先端都市「稚内」のまちづくりの一歩ともいえます。 私たちが目指す稚内は、単なる見物客が訪れるだけの新エネルギーモデルタウンではありません。新エネルギーを導入することだけが最終目的でもありません。新エネルギ