本書は、経済ジャーナリストでもある日経ビジネス副編集長の著者が、経営学や経済学の世界トップクラスの研究者に、最新の知見を取材した成果をまとめた一冊です。 研究分野の大御所から気鋭の実力者に至る17名の研究者へのインタビューを通して、経営、経済、テクノロジーなどに関する最先端の論考が整理されていますので、各分野の研究者に限らず、ビジネスリーダーの方々にとって、理論を俯瞰するうえで役立ちます。 本書は7章17講で構成されており、各テーマにおける最新の知見を交えて語っています。 第1章では、経営戦略論の泰斗ともいわれるマイケル・ポーター教授の特別講義で、興味深いテーマで実践的な視点を提示しています。 ・第1講 マイケル・ポーター教授:「今、マネジメント層に伝えたいこと」は、「CEOの時間の近い方」「CEOはスリーたれ」 第2章では、変わりやすく不安定(volatility)、不確実(uncert