ブックマーク / chienomi.org (7)

  • Mozcdic-UT (Mozc-UT)が終わった話と、代替品を開発してる話 - Chienomi

    2023-01-12にLinux界隈に激震が走ったらしい。 Linux環境(Unix環境を含む)の日本語入力を支えていた、Mozcdic-UTプロジェクトが終了したからだ。 まず、前提として私の立場を明確にしよう。 私は2017年から、従来のMozc-UTに代わる新しい(ライセンス上の懸念のない)Mozc辞書として誕生したMozc-NEologd-UTのFcitxバインディング、fcitx-mozc-neologd-utのAURパッケージをメンテナンスしてきた。 その後新生Mozc-UTが誕生してからはfcitx-mozc-ut-unifiedとfcitx-mozc-ut-unified-fullというふたつのパッケージを加え、計3つパッケージをメンテナンスしてきた。 その後、mozcdic-ut自体がfcitx4をサポートしなくなったこと、fcitx5は既にメンテナーがいたことから私

    yarumato
    yarumato 2023/01/14
    “MozcはGoogle日本語入力のOSS版で、Mecabの辞書を用いる。辞書の差でGoogle日本語入力とは大きな入力効率の差。Mozcdict EXTは さざなみゴシックのような緊急避難的代替物である。AnthyがLinux日本語入力最後の砦の可能性も”
  • Btrfsを13年使ったのでその経験の話 - Chienomi

    序 私がBtrfsに始めて触れたのは、日経Linuxの2009年の記事であった。 その後新しい(有望な)ファイルシステムとしてBtrfsを扱ってきたが、格的に、という意味では8台のディスクからなるBtrfsボリュームを形成した2014年からと言えるだろう。そこからカウントすれば8年だ。 Btrfsに対しては先入観や空疎な風説に惑わされ知ったように劣ったファイルシステムであると語る人が多くいる。 しかし、そのような人はBtrfsをちゃんと運用した経験を持たないだろう。 一方、しっかりとしたBtrfs運用に関する話をネットで見つけるのも難しい。 そこでちょうどいいタイミングなのでBtrfsを運用してどうだったかということを述べていこうと思う。 なお、私はBtrfsを実用する前は、XFS on LVMを利用していた。 Btrfsの概要 BtrfsはLinuxのファイルシステムである。 特に堅牢

    yarumato
    yarumato 2022/06/27
    “Btrfsは(突然の電源断などに対して)堅牢性に優れたLinuxのファイルシステム。BtrfsはZFSの劣化クローンというのは事実ではない。実際、機能的にもZFSとは結構違う。極端に遅くはない。空間効率やメモリ消費には劣る”
  • libkkc UTと日本語入力の話 - Chienomi

    序 この記事は当は新年一発目に出そうかと思っていたのだけど、うまくいかなかった、という結果になったことからお蔵入りになりかけたものだ。 また、 この記事の前半部分ではMozcの状況について少し古い記述になっているが、後半につながる部分であること、この記事のもともとの部分は少し古いことを鑑みてご容赦いただけると幸いである Linuxと日語変換 多くの人は意識していないかもしれないが、実はLinux日本語入力環境というのはかなり危うい。 多くの人はMozcを使っているだろうが、Mozcはかなり昔にその更新が止まってしまっている。 既にビルドも危うくなってきているくらいで、mozc-utでは割と苦労している。 Anthyはもうはるか昔のものと言っていいくらいで(ただし、熱心な人たちによってメンテナンスされているから意外と使える)、いつ使えなくなってもおかしくない(むしろ今でも使えていること

    yarumato
    yarumato 2021/02/09
    “Linuxの日本語入力環境はかなり危うい。Mozcは更新が止まって放置。Anthyは変換効率がよくなかった時代くらいには使える。最近登場したlibkkcは変換精度がよくなく開発も不活発。kkcの語彙豊富にしたらフリーズ”
  • 商用フォントベースのフォントが一般化 最新の「デフォルトフォント」事情 - Chienomi

    序 和文フォントの世界の事情というのはここ20年ほどで大きく変わったのだけれど、一般には2007年以降、つまりWindowsにはメイリオが搭載され、Macにはヒラギノが搭載された時代以降のことは知らない、という人が多いらしいということを知った。 それはいくらなんでももったいないし、ましてウェブデザインを行う人であれば知らないようではスタート地点に立てていない。 せっかくデフォルトでインストールされているフォントなので活用したいところであるし、より美しい書体がフリーであるならばその利用も視野に入ってくるだろう。 ここではCSSを書く人、ウェブデザインをする人、そして美的感覚のある一般ユーザーまで役に立つ「デフォルトフォントとフリーフォント」の話をしよう。 大きなポイントは次の2点だ システムデフォルトとして新しい商用フォントが搭載されている 商用フォントをベースにした、あるいは商用フォント

    yarumato
    yarumato 2020/01/25
    “特にイワタのUDフォントはスクリーン表示にもかなり気を配っているので大変見やすい Windowsユーザーのみ、スペーシングを詰めたUI版も利用可能。”
  • Arial/Helveticaを置換え 読みやすい欧文をウェブに - Chienomi

    当にArialが見やすいと思うのかい? さて、突然だがあなたに質問だ。 次の画像を見てあなたが読みやすいと思うのはどれだろう。 「見やすい」ではない。ちゃんと英文を読んで、読むのが楽だ、このあと延々百何十ページとこの英文を読むのも苦にならないと思うのはどれか、ということである。 比較1 比較2 比較3 比較4 あなたの心は決まっただろうか? webでなぜArialを指定したがるのか Arialが指定されている現実の確認 まずはTwitterフォント指定を見てみよう。 body.ja { font-family: Arial, "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "Hiragino Kaku Gothic Pro", Osaka, メイリオ, Meiryo, "MS Pゴシック", "MS PGothic", sans-serif; }

    yarumato
    yarumato 2019/06/19
    “日本語では一文字の意味価値が高く、文字の識別重視。英語は単語感覚なので「単語の形」で見ていて一文字ずつは軽視。Arialは詰め詰め黒々であり、単語の形は見やすいかもだが文字識別のコストが高い”
  • 後傾タイピングのススメ - Chienomi

    今までは徹底した前傾だった 私はこれまで「前傾を前提として」負担を下げることを考えてきた。 私の場合、長時間であれば最大で16時間ほどほぼ座ったまま作業を行っている。 この負担は非常に大きい。単純に座っているだけであれば確実に体を痛めてしまう。 そこで負担を下げる方法として、座圧を下げるアイテム(アウルサポートという車椅子用のエクスジェル製クッションを使っている)とともにバックサポートに寄りかかりやすいニトリのデュオレハイというチェアを使っている。 これでも辛いので、次の目標としては内側ラウンドのL字デスク投入だった。 これは、深く入る形にすることで腕全体をデスクの上において体重を分散させるという目的である。 バックサポートで背中に3-4割程度の体重を預けられるので、さらに腕を使って1割程度軽減できる…というか、腕を保つ必要がなくなり、楽になる。 ちなみに、既にエレコムのエクスジェル製リス

    yarumato
    yarumato 2019/06/19
    “体を後傾する「寝ながらゲーミング」スタイルは快適。実現するためには結構道具を選ぶ。椅子、腕置き、足置き、マウス置き場、キーボード高さ”
  • コーディング(プログラミング)向け 欧文モノスペースフォント特集!! - Chienomi

    改定を重ねて大ボリュームになってしまったので独立! 欧文モノスペースフォント + 和文デュアルスペースフォント ってどうなの? 百聞は一見に如かず、とりあえず見てみよう。 結論としては、「違いがある分、コメントや文字リテラルとの区別がつきやすくなって却ってみやすい」というのが私の意見。 レンダリングがよく、ウェブのように複数のフォントを順に指定できるVSCodeでやっている。 Input Mono > モトヤLマルベリ等幅 > MMCedar Input Mono + マルベリ 私が普段VSCodeで使っている組み合わせ。 日語の中に混じっていても読みやすい。割と統一感がある。 Fira Code > Migu 1M Fira Code + Migu (in text) Fira Codeもお気に入りのひとつ。 Fira CodeがどちらかというとSerifチックなので、Migu 1Mと

    yarumato
    yarumato 2019/06/19
    “合成前提に欧文モノスペースフォントを探し回ったので、よさげな 34 + 10 を紹介しよう。”
  • 1