校舎1階の隅にあり、狭くて使いにくかった愛知県豊橋市立大崎小学校の図書館が生まれ変わった。校舎のほぼ中央に移設され、「かがやく本の森」と銘打ち新しくなった。児童が分担して看板や掲示物などを作るなど、約200人全員が何らかの形でかかわったという。 新しい図書館は校舎2階にできた。児童が日常的に通る場所で、3階からもすぐに立ち寄れる。スペースは2教室からなり、廊下側の壁や扉は取り払った。低学年の子でも手が届く背の低い本棚や、机とイスも設置した。気軽に立ち寄ったり、ゆっくりと調べ物をしたりして、本を身近に感じてもらうのが狙いだ。 以前の図書館は1教室分の広さで、背の高い本棚を使っても6千冊あまりある蔵書を並べきれず、学習スペースも足りなかった。そのため保護者や地域住民が2013年2月、市と市教育委員会に改善を要望した。今年度に予算がつき、昨年10月から移築・改修工事が進められていた。 予算が限ら
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