ビッグデータや機械学習などの発展とともに、インターネット上の情報を収集するクローラーのニーズが高まっています。Webサイトの開発・製作者にもクローラーを支えるWeb技術を正しく理解してほしいと考えるのが『クローリングハック』(翔泳社)の著者陣。今回その5名、竹添直樹さん、島本多可子さん、田所駿佑さん、萩野貴拓さん、川上桃子さんに、本書について訊きました。 大規模で定常的にクローリングするための手法 ――『クローリングハック あらゆるWebサイトをクロールするための実践テクニック』は一見するとWebクローラーを開発・運営している人向けですが、クローリングされる側のWeb開発者にも役立つ内容だとのこと。そこで、本書の狙いについて教えてください。 竹添:実は最初、クロールする側とされる側、どちらの視点で書いていくかは迷いました。ただ、いずれにせよ、Webを構成している技術を正しく理解してもらいた
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